ehshell 2020-03-21 10-53-48-04とある科学の超電磁砲<レールガン>T #8「 超電磁砲(レールガン)×心理掌握(メンタルアウト)」

シリーズ第三弾『とある科学の超電磁砲T』です。
コロナの影響で三週間ぶりですね。

「とある科学の超電磁砲T」は、アニメ的には「とある科学の超電磁砲」のシリーズの第三弾になります。長井龍雪さんが監督なのは、過去二作と同じですね。第二弾の「とある科学の超電磁砲S」が終わったのが、2013年6月ですから、約6年半ぶりの復活となります。まぁ原作の「とある魔術の禁書目録」というか、そのコミカライズ・スピンオフ「とある科学の超電磁砲」もずっと続いていますから、人気は高くスタッフの確保の方が問題だったのでしょうか。

いや、過去の「とある科学の超電磁砲」では、前半に原作通りのストーリーを使って後半はオリジナルストーリーという展開でした。「とある科学の超電磁砲S」のオリジナルストーリー「Silent Party」編がちょっと今一つだったことからも、今回放映の「大覇星祭」編の原作が終わるのに時間が掛かって、タイミングを失った方が原因のような気がします。

さて、前回の第7話は、美琴がついに学園都市暗部と接触するお話しでした。
「液化人影(リキッドシャドウ)」という能力を持つ警策看取ですが、御坂美琴に死なれては困ると語っていました。なので、計画に美琴が組み込まれいることは確かのようですが、求めているのが御坂妹なので、そこにどういう関係があるかでしょうか。
そして、もう一つ食蜂操祈ちゃんもそこに関わっているようですが、どういう位置づけなのかということですね。

ということで、とある科学の超電磁砲<レールガン>T 第8話「超電磁砲×心理掌握」さくさくと行きます。
原作は、ラノベの「とある魔術の禁書目録」は、新約の途中で挫折しています。コミックスの「とある科学の超電磁砲」は、最新刊までコミックス版で読んでいます。ネタバレは、なるべくなしで行きたいと思っています。

あらすじ:公式から引用

佐天の情報と、初春のパソコンに残された手がかりから、美琴は第二学区にある食蜂のアジトを突き止め、ついに彼女と対峙する。しかし食蜂の口から聞かされたのは意外な事実だった。

御坂妹は彼女が保護していること、美琴の排除と『妹達(シスターズ)』の捜索をしている勢力があること、そして 『絶対能力進化(レベル6シフト)』計画の提唱者である木原幻生こそが今回の事件の黒幕であること――。

ふたりの『超能力者(レベル5)』は、つかの間の協力関係を築き、幻生のもとへと向かう――!

ehshell 2020-03-21 11-01-39-07感想:
とある科学の超電磁砲<レールガン>T #8「超電磁砲×心理掌握」です。

今週は、美琴と食蜂操祈ちゃんが共闘に向かうお話しでした。

前回までの展開では、食蜂操祈ちゃんは美琴の敵というような感じで描かれていました。元々、二人の仲が良くなかったこともあるからなんですが、その理由の一端が今回描かれていました。
〈心理掌握(メンタルアウト)〉のレベル5能力者の食蜂操祈ちゃんからすると、頭を覗けずに何を考えているかがわからない美琴とは、仲間になれないということでしょうか。

それについて、美琴は反論しますが、今まで色々と信じてやってきたために様々な悲劇を起こしてしまっていることを食蜂操祈ちゃんに指摘されていました。難しいですね。

そして、今回の事件の裏側にいる存在が木原幻生でした。
過去のシリーズでも登場しており、学園都市が行う超能力開発の究極の目的である「神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くもの(SYSTEM)」の研究者であり元老でした。そして、「絶対能力者(レベル6)」計画の提唱者でもあります。美琴にとっては因縁浅からずという人物ですね。
前シリーズでは「能力体結晶の投与実験」を行ってもいました。

どうやら、食蜂操祈ちゃんの敵でもあるようなので、一時的に協力しようということになったようですね。

食蜂操祈ちゃんは、その背景の説明で、実は悪いやつではないのではという感じの描写になっていました。御坂妹についても、彼女が進んで隠したということではなく、何かあれば美琴に教える的なことも言っていましたし。まぁ、OP/EDでも分かるように、今回のシリーズの裏主人公でもありますからね。落として上げるっていうやつですか。

ただ、やっぱり美琴との相性の悪さはあるようで、中学生らしい喧嘩をして仲違いしていました。
運動音痴というのは、今までもチラチラ出てきていましたが、女王様なのであからさまにはできないですね。あの様子を見ていると、体型の違いよりももっとひどい状況にしか見えませんが。

しかし、「ぎゃーぎゃー」は、笑ってしまいました。原作のままですね。(苦笑)
尺に嵌めるために構成は若干変えていますが、原作に構図やセリフも含めて、ものすごく準拠しています。
それだけ、原作コミックスの出来がいいということですね。

ちなみに分かりにくいですが、食蜂操祈ちゃんの喋りの癖は「~だゾ☆」だけでなく、「~力」というのもそうです。原作を読むと分かるのですが、ときどきあれっ?となりますが、間違いではないです。(笑)