2020021501とある科学の超電磁砲<レールガン>T #6「開戦」です。 

シリーズ第三弾『とある科学の超電磁砲T』です。

「とある科学の超電磁砲T」は、アニメ的には「とある科学の超電磁砲」のシリーズの第三弾になります。長井龍雪さんが監督なのは、過去二作と同じですね。
第二弾の「とある科学の超電磁砲S」が終わったのが、2013年6月ですから、約6年半ぶりの復活となります。まぁ原作の「とある魔術の禁書目録」というか、そのコミカライズ・スピンオフ「とある科学の超電磁砲」もずっと続いていますから、人気は高くスタッフの確保の方が問題だったのでしょうか。

いや、過去の「とある科学の超電磁砲」では、前半に原作通りのストーリーを使って後半はオリジナルストーリーという展開でした。「とある科学の超電磁砲S」のオリジナルストーリー「Silent Party」編がちょっと今一つだったことからも、今回放映の「大覇星祭」編の原作が終わるのに時間が掛かって、タイミングを失った方が原因のような気がします。

さて、先週の第5話は、誰かに攫われた疑惑のあった御坂妹を婚后さんが救いに行くというお話しでした。
食蜂操祈ちゃんに動きを封じられた美琴の代わりに婚后さんが大活躍するわけですが、相手が学園都市暗部ということで、策略に嵌まってしまいます。婚后さんの「空力使い(エアロハンド)」の能力の凄さを見れたわけですが、窮地に陥ったということで、今週はその彼女を誰がどうやって救うかというところですね。

ということで、とある科学の超電磁砲<レールガン>T 第6話「開戦」さくさくと行きます。
原作は、ラノベの「とある魔術の禁書目録」は、新約の途中で挫折しています。
コミックスの「とある科学の超電磁砲」は、最新刊までコミックス版で読んでいます。
ネタバレは、なるべくなしで行きたいと思っています。

あらすじ:公式から引用

『妹達(シスターズ)』確保に動いていた『メンバー』馬場の手により、傷つけられ、倒れ伏した婚后。その姿を見て、静かな怒りを湛えた湾内と泡浮が馬場の前に立ちふさがる。

ふたりを侮って交換条件を持ち出した馬場だったが、交渉はすぐに決裂。
馬場はT:GDを操り、湾内と泡浮の連携を分断しながら冷静に能力を分析し、有利に戦いを進めようと画策する――。

一方、美琴は、負傷した婚后を運んで救急車で病院に辿り着いた佐天と遭遇。自身の見込みの甘さが招いた事態に激しい後悔と怒りを覚える。

覚悟を決めた美琴は、食蜂派閥を振り切って敵のもとへと向かう――!

2020021502感想:
とある科学の超電磁砲<レールガン>T #6「開戦」です。

婚后光子ちゃんが暗部の馬場にひどい目にあったわけですが、そんな彼女を救いに彼女の友人の湾内絹保ちゃんと泡浮万彬ちゃんが救いにやって来ます。

ここは、原作でも劇熱な展開でした。
元々「とある魔術の禁書目録」でもそうだったのですが、基本能力が自分よりも高い相手に向かって、知力戦略で立ち向かう部分があり、それがこの対戦では強く出ていて非常によかったと思います。
単純な能力的には能力者ということもあり、湾内さんと泡浮さんの方が馬場よりも高いのですが、暗部ということもあってずるい策略に長けており色々と罠を仕掛けてくる馬場に対して一見窮地に陥るという流れでした。

ただ、それを真っ直ぐ正直に対戦してという感じに見せながら、実は裏ではしっかりと大作をしていたというのが、二重三重の捻りに見えてよかったですね。

もちろん、作画もここまでより丁寧な感じだったこともあったのが、それを増していたような感じがします。実際は止め絵や敵のロボットであるCGなどでかなりカバーしてあったので、それほどパワーをかけたということはないのかもしれませんが。
あと、美琴のバトルシーンの曲は、「LEVEL5-judgelight-」のアレンジでしょうか?よかったですね。

そして美琴は、馬場を倒しますが、怒りを帯びた彼女は圧倒的でした。
どうやらまだ食蜂操祈ちゃんが彼の後ろにいて御坂妹を攫ったと思っているようです。御坂妹を攫ったのは、確かに食蜂操祈ちゃんではありましたが、馬場の後ろにいるのはどうやら別の組織のようです。
ショチトルが参加しているということは『メンバー』なのかということですが、まぁ「博士」という言葉が馬場から出たことからも、関係はしているんでしょう。
ただ、指揮を採っているのは、『メンバー』にはいなかった少女ですよね。

その辺りと、食蜂操祈ちゃんとの関係などがどうなっているのかが次週からのポイントでしょうね。いよいよ、事件の核心に近付いていくようです。