2019090104ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note- 9話 「魔眼蒐集列車 3/6 巫女と決意と腑海林(アインナッシュ)の仔」
Rail Zeppelin 3/6 A Sibyl, Decision, and Child of Ainnash

この夏のアニメで、個人的に一番期待している『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 ‐魔眼蒐集列車(レール・ツェッペリン) Grace note‐』です。
「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」は、ざっくり言いますとFateシリーズのスピンオフになります。時間軸的にはFateシリーズの第四次聖杯戦争と地続きになりますし、登場人物もそこに深く関わっています。そこが物語の基盤とはなってはいるんですが、かといって、そこを知らなくても十分楽しめる内容にはなっていると思います。

原作者は「レンタルマギカ」の三田誠さんです。
伝奇的要素を得意とする方で、細かい設定をしっかりと作り込むところに特徴があります。なので、結構蘊蓄とか専門用語とかが出てきて、非常に興味深いです。しかも、ミステリ要素が強い作者さんなで、原作では伝奇的要素とミステリがうまく盛り込まれていて面白いです。

先週の第8話では、オルガマリーの従者トリシャ・フェローズが何者かによって殺害される事件が発生したのに対し、その事件の捜査をロード・エルメロイⅡ世が行います。
そんなロード・エルメロイⅡ世の前に突如現れた人物がいました。圧倒的な力をもって2人に襲い掛かったのは、人類史に刻まれた英霊の具現化――サーヴァント――で、自分をイスカンダルの第一の臣下、ヘファイスティオンと名乗ります。ヘファイスティオンの攻撃をどうにか退けたロード・エルメロイⅡ世でしたが、重傷を負ってしまいます。

ということで、ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 9話 「巫女と決意と腑海林(アインナッシュ)の仔」、感想を書いておきます。
原作は、小説版を読んでいます。なので、気をつけますがネタバレが混じる可能性があります。
コミックスは、読んでいません。

あらすじ:(公式から引用
深手を負ったロード・エルメロイⅡ世に懸命な治療をおこなう中、グレイたちはマスターの姿が見えないサーヴァントの存在に疑問を持つ。ロンドンで調査を進める獅子劫たちはジャンマリオ・スピネッラのもとを訪れ、7年前に起きた連続殺人事件について尋ねる。

休息も束の間、進路に異常が発生した魔眼蒐集列車(レール・ツェッペリン)は死徒の森――腑海林(アインナッシュ)の仔へと突入する。

ロード・エルメロイⅡ世の衰弱を案じるグレイは、列車を動かすために行動するカラボーたちへの助力を決意する。さらに噂を聞いて魔眼蒐集列車へと駆け付けたメルヴィンもその一行に加わるのだった。
グレイへの協力を拒否し一人立てこもったオルガマリーは、自室にて“あるもの”を発見する。

2019090103感想:
第九話です。

先週は、ロード・エルメロイⅡ世の前にヘファイスティオンを名乗る英霊(サーバント)が現れ、II世が重症を負ってしまうという展開でした。

今週は、それを受けて始まるわけですが、どうしてヘファイスティオンというか、サーバントが召喚され得たのかという点が議論されます。
“Invocation”についての講義が挿入されましたが、その部分ですね。
サーバントが召喚されたということは、どちらにしても呼び出す召喚者、聖杯戦争で言うとマスターが存在するわけですね。それが誰かということが、今後のポイントになりそうです。
ただ、ここに存在する聖遺物は、イスカンダルのマントだけであり、その聖遺物でなぜヘファイスティオンを召喚できたのかという問題も少なからずありますが。

もう一つ、アニメの中でも少し仄めかされていましたが、どうしてヘファイスティオンは、その真名をあっさりと語ってしまったのか。普通は真名を語ることは、その力を相手に教えてしまうことなので、そんなことはしないわけです。
その辺りの謎が気になりますね。

そして、今週は魔眼蒐集列車(レール・ツェッペリン) が、通常の線路をはみ出し腑海林(アインナッシュ)の中へと進んでいきました。アニメ上の言葉を借りるならば、正確には死徒によって生み出された腑海林(アインナッシュ)の仔ですか。
「死徒」とはFateといいますかTYPE-MOONの世界では、いわゆる吸血鬼のことですね。それによって生み出された腑海林(アインナッシュ)の仔ということで、親ほどではないにしても、魔術の使用は制限され、吸血のために人間を捕食しようとします。一種の固有結界という感じでしょうか。
聖堂教会は死徒を敵として憎んでいますから、カラボーさんも魔術師たちと一時的に手を握ることを認めたんでしょうね。

2019090101それにしても、ここでジャンマリオの登場ですか。彼を介してオルガマリーの従者トリシャ・フェローズがかつて起きた首切り殺人と繋がるわけですが、これだけのために使ったんでしょうか。まぁ、もったいないので、ここで使った感じなんでしょうね。

もう一人、メルヴィンが本格参戦です。しかし、メルヴィン本当にウェイバーくんが大好きですね。いいキャラクターです。列車への登場シーンは、ちょっと(結構)受けました。
このメルヴィン、カラボーさん、そしてイヴェットで魔眼蒐集列車を救うのですが、彼らがしたことは、線路から外れ停止した魔眼蒐集列車に霊脈(レイライン)を活性化させてエネルギーを与えることで、再び動くようにするということですね。

実は、このイヴェットのシーン、原作のままだととてもできないかなと思っていたんですが、宝石切り替えで上手く見せていて、ちょっと笑ってしまいました。

そして、グレイちゃんがヘファイスティオンと戦います。先の謎が解けていない段階で、しかも師匠がいない状況で、勝敗が付くとはとても思えないので、ここではまで終わらないのでしょうね。

さて、メインの謎かと思われた首切り殺人にも進展がありました。転びかけたオルガマリーが思わず使用した魔術をきっかけに、トリシャの首が見つかったのです。ただその場面を化野菱理に見つかってしまったのですが、なんだか嫌な感じですね。どうなるのでしょうか。