2019012701PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」です。

またまた、今週も公開早々の映画を見に行ってしまいました。
今年になってから毎週のようにアニメ映画見に行ってますね。まぁ、いいですけれど。

うちのブログでは、アニメの感想については、見ているものをすべて書いているわけではありません。見ているけれどもタイムリーに見ないとか、最初から感想を書いていなかったとかの理由で、感想を書いていないものも多々あります。
実は『PSYCHO-PASS サイコパス』もその一つで、遅れて見始めたので感想を書き損ねていました。

でもまぁ、前回の劇場版から、感想を書くことにしましたので、今回も書いておきます。

今回の映画は、三部構成になっているということです。
3つの物語の舞台は約100年後の日本とアジア――その現在、過去、未来に起きる事件が語られるらしいです。
事件に立ち向かうのは、規定値を超えた〈犯罪係数〉を計測された〈執行官〉たちと〈シビュラシステム〉が適性を見出したエリート刑事〈監視官〉たちで、彼らを描くことで、これまで語られていなかった『PSYCHO-PASS サイコパス』のミッシングリンクが紐解かれるということのようです。

ということで、感想を書いておきます。
一応、テレビ版も劇場版もアニメは全部見ているようです。雑誌などのサブカル切り口の記事も読んでます。 コミカライズは、読んでないですね。

あらすじ:(公式から引用)

2117年冬、公安局ビルに一台の暴走車両が突入する事件が発生。その運転手は青森にある潜在犯隔離施設〈サンクチュアリ〉の心理カウンセラー・夜坂泉だった。しかし取調べ直前に夜坂の即時送還が決定する。 監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座伸元らとともに夜坂送還のため青森へ向かう。 そこで待っていたのは、〈偽りの楽園〉だった。

感想:

前にも書きましたが、自分的には、『PSYCHO-PASS サイコパス』は、SFよりもミステリの要素が強いと思っていますので、感想はなるべくネタバレしないように気を付けます。

今回のアニメは、見る限り、時系列は前回の映画よりも後といいますが、地続きの感じがしました。シビュラシステムの世界輸出と、狡噛さんについての言及からもそういう感じですね。

さて内容ですが、『PSYCHO-PASS サイコパス』として、よくまとまっていますねという感じでしょうか。ただまとまっているために、予想がつくといいますかなんといいますか。
逆にテレビ版第一期などは、予想がつかないというか、コチラの予想をはみ出してくる印象があって、そこが楽しかったのですが。ただ、『PSYCHO-PASS サイコパス』の世界をはみ出すと、違う作品になるというか、続編をやる意味が問われることになるので、そのバランスは難しいでしょうね。

アニメの二期はシビュラシステムとの対決という目的を残していたので、それを軸にできましたが、その部分についてある程度決着がついてしまっていることや、主人公がシビュラシステムを信仰する霜月美佳なので、今までの『PSYCHO-PASS サイコパス』の枠を出ることはなかなか難しかったと思います。

ネタバレになるので、詳しくは書きませんが、でも、お話しは、そういうことはありましたが、面白かったです。動機があれというのは、ちょっと引っ掛かりましたが。

さて、この三部作ですが、おそらくはこういう感じで現在、過去の穴埋めをしていくすると、あまり枠からはみ出さないままでしょう。そういう意味では、ひょっとして第三期へのプロローグなのかもしれないですね。

作画は、かなりきれいでしたし、動きもよかったです。でも、『PSYCHO-PASS サイコパス』の魅力は作画じゃないと思うんですよねぇ。難しいなぁ。

ところで、今回のOP/EDは、テレビ版2期の曲でした。しかし、アレンジを変えていました。OPについては、歌う部分が減ったような感じで映画に合った良い改編だったように思います。
ただEDはなぁ。自分はかなり「Fallen」好きなので、あれは下手に技術に頼っていじりすぎな感じがしました。もったいない。EDなので、そのまま「Fallen」でよかったのに。