pw2018082701プラネット・ウィズ  第8話 「力、己にこそ宿る」です。

今週は、実はオンタイム視聴してましたが、感想は普通に。
個人的に、このアニメの原作、シリーズ構成、キャラクター原案などを担当する漫画家の「水上悟志」さんのファンなので、ぜひ見ようということになりました。この夏のアニメでは、実は最も期待しています。ワクワク。

元々このアニメは、水上悟志さんが描き下ろした1074ページのネームを基にしているとのことで、ほとんど水上さんの個人プロジェクトという感じですね。
内容的には、水上さんが得意とする勧善懲悪ではないロボットヒーローアニメという感じになるのでしょうか。
個人的には水上さんの作品をやるなら『惑星のさみだれ』をアニメ化して欲しいところなんですけれどね。

先週の第七話は、シリウスが滅亡した原因やリエルの星の過去などが描かれていて、さながら過去編という感じでした。これで、ネビュラ政府の実体が判明したという感じですか。
ただ、一番のポイントは、宗矢の兄の姿をした「楽園の民」の存在ですか。どうやら、宗矢にしか見えないようですが、どういう位置づけなんでしょうか?

ということで、プラネット・ウィズ 第8話 「力、己にこそ宿る」感想行きます。

オリジナルアニメになるんでしょうか、原作者がアニメの制作に関わりながら、コミカライズも同時進行するという変わった展開になります。

あらすじ:公式から引用)できず。

封印派についた鷹取紅華と羊谷葉介。紅華は、閣下から封印装置を使う許可を得て、街に向かう。
一方、黒井宗矢と高天原のぞみの前に現れた白石こがねは、宗矢に封印装置と闘うように説くが、彼は恨みを抱く龍がいなくなった今、闘う理由がないと語る。
そうしている間にも、封印装置は街に近付いてくるが・・・。


pw2018082702感想:

プラネット・ウィズ  第8話 「力、己にこそ宿る」です。


いや~、やっぱりめっちゃ面白いですね。
封印派についた鷹取紅華には、地球の敵になっても封印を行う理由があることが明確になりました。そういえば、ここまで紅華と葉介については、語られていなかったですね。そういう意味では、今週は紅華編だったわけでもあるんですが、実際にはもっと話が詰め込まれた大きな展開の回でした。

紅華が地球を裏切る(彼女なりに考えた地球のための行動かも)→宗矢の戦闘拒否→虎居さんの覚醒→高位存在である「楽園の民」→龍の生存

結果として、結局穏健派と封印派との対立はうやむやになりそうな雰囲気も出てきました。

それにしても、宗矢の哀しみが辛かったです。シリウス族で一人生き残ったのですから、記憶が戻れば哀しみも戻ってくるのは当然ですが、あまりにも辛いですね。そんな彼が龍が生きていることをしったなら、同行動するかがポイントでしょうか。

もう一つ虎居さんがかっこ良かったです。というか、彼の「良く言った」の言葉に感動しました。水上作品の大人は、良くある少年が主人公のマンガ、アニメと違って、大人がまっとうにかっこいいんですよね。ただ、命を削ってサイコキネシスを使っているような雰囲気もあるので、気になるところです。

で、気になるのは、こういうとろですか。
・封印派の戦力が残り少ない?
・サイコキネシスは地球人にもあるけど、念動装甲は地球人だけ?
・「楽園の民」という高位存在の目的は龍を倒すこと?
・熊代晴海ちゃんが暴走して龍となったということは、ひょっとしてサイコキネシスを扱える人間は、だれでも龍になり得る?
・ひょっとして龍は、宗矢の兄だったりして
・白石こがねの能力を跳ね返すのぞみちゃんは、恐らくサイコキネシスが使える人間。

しかし、展開が早くて、ジェットコースタードラマなので、次の展開がなかなか読めないですね。次週も今週よりも熱い展開らしいので、期待したいところです。