
「ダーリン・イン・ザ・フランキス」は、TRIGGERですし、田中将賀さんですし、今石洋之さんですし期待のアニメです。TRIGGERとA-1 Picturesの共同制作ということのようですが、メンバー的には元々ガイナックスだったメンバーが集まった感じなんでしょうか?スタジオカラーも加わってますし。
冬シーズンでは、執拗に世界の様子を繰り返して見せるという展開でした。そしてそのバックで徐々にですが、主人公のヒロとゼロツーの抱える問題を表面化させるという展開だったように思えます。
先週の第十三話は、今までの伏線の回収という感じでした。
ヒロが特殊である理由(まだ確定ではないですが)、ヒロの記憶、なぜゼロツーがあれほど人間になりたがっているのか、ミツルの記憶などなどがある程度明確になりました。
絵本「まものと王子様」と合わせて、なかなか綺麗なエピソードでした。
ということで、ダーリン・イン・ザ・フランキス 第14話 「罪と告白」感想行きます。
どうやらオリジナルらしいですね。
ゼロツーのパートナーとしてフランクスに乗り続けた結果、ヒロの肉体にも大きな変調が起きていた。結果、ヒロは一時的に意識不明の状態に陥ってしまう。
ヒロの変調がゼロツーによって引き起こされたものであると知ったイチゴは、ゼロツーをヒロから引き離す。
APE本部からも、この状況を受けてゼロツーをAPE直属の親衛隊『9’s』所属に戻すという通達が出された。
もう一度話をしたいと願うヒロとゼロツーだったが、お互いに会えない時間が続き……。
内容的には、ヒロとゼロツーが、お互いが幼いころに出会っていて、二人が変わる切っ掛けの人物だったことを知ったことから始まりました。二人は、そこで色々と会話しないといけないはずだったのですが、その前のゼロツーの暴走から様々な疑心暗鬼と軋轢を産み、出会えないままに二人の関係が破綻するという展開でした。
ポイントは、ゼロツーの心境と、イチゴちゃんの行動でしょうね。
ゼロツーの心境の重視というのは、ここまでのお話しは、ほとんどがヒロのモノローグで展開していたと思うのですが、今週は導入とラストがゼロツーのモノローグだったことからも分かります。
今までミツルの回とかでちょっとあっただけですね。そういう意味では、初のゼロツー回だったと言ってもいいかと思います。
ゼロツーのモノローグは、ほとんどが自省の念という感じだったわけで、それから考えるとゼロツーの行動はそれに反している部分もありました。心境で語っている部分をヒロに否定してもらいたかったということもあるのかもしれません。
ヒロに認めてもらいたい、人間になって一緒にというキモチがあったからこそ、最初から力ずくということをしなかったのでしょうね。
先週時点では、ゼロツーはヒロがあの少年だったことを最初から知っていたのかと思っていましたが、今週のモノローグからすると、知らなかったようですね。ヒロは疑っているようですが。
イチゴちゃんの行動は、これがないとストレートにバトルものになってしまいそうなので、彼女には悪いですが、良い悪役でした。そういう意味では、お話しの方向性を決める舵の役割りなのかもしれません。
先週今週と、伏線を綺麗に回収していることと、カットバックなどを見ると停滞していたように見えた日常回も、ゼロツーの描写のために必要だったのだなと特にカットバックなどを見ていると分かるので、2クールを睨んでよくできたお話しだなと感じています。
ところで、オープニングは変わらないんですかね。カットインされる手の部分や鏡の部分も使い切ったので、そろそろ変わりそうかなと思っていたんですが。
さて、黄血球が限界に来ているヒロ、角が伸びてしまって竜化がスピードあっぷしているように見えるゼロツー、別れてしまった二人はどうなるのでしょうか?
あらすじ:(公式から引用)
ゼロツーのパートナーとしてフランクスに乗り続けた結果、ヒロの肉体にも大きな変調が起きていた。結果、ヒロは一時的に意識不明の状態に陥ってしまう。
ヒロの変調がゼロツーによって引き起こされたものであると知ったイチゴは、ゼロツーをヒロから引き離す。
APE本部からも、この状況を受けてゼロツーをAPE直属の親衛隊『9’s』所属に戻すという通達が出された。
もう一度話をしたいと願うヒロとゼロツーだったが、お互いに会えない時間が続き……。
感想:
ダーリン・イン・ザ・フランキス 第14話 「罪と告白」です。
内容的には、ヒロとゼロツーが、お互いが幼いころに出会っていて、二人が変わる切っ掛けの人物だったことを知ったことから始まりました。二人は、そこで色々と会話しないといけないはずだったのですが、その前のゼロツーの暴走から様々な疑心暗鬼と軋轢を産み、出会えないままに二人の関係が破綻するという展開でした。
ポイントは、ゼロツーの心境と、イチゴちゃんの行動でしょうね。
ゼロツーの心境の重視というのは、ここまでのお話しは、ほとんどがヒロのモノローグで展開していたと思うのですが、今週は導入とラストがゼロツーのモノローグだったことからも分かります。
今までミツルの回とかでちょっとあっただけですね。そういう意味では、初のゼロツー回だったと言ってもいいかと思います。
ゼロツーのモノローグは、ほとんどが自省の念という感じだったわけで、それから考えるとゼロツーの行動はそれに反している部分もありました。心境で語っている部分をヒロに否定してもらいたかったということもあるのかもしれません。
ヒロに認めてもらいたい、人間になって一緒にというキモチがあったからこそ、最初から力ずくということをしなかったのでしょうね。
先週時点では、ゼロツーはヒロがあの少年だったことを最初から知っていたのかと思っていましたが、今週のモノローグからすると、知らなかったようですね。ヒロは疑っているようですが。
イチゴちゃんの行動は、これがないとストレートにバトルものになってしまいそうなので、彼女には悪いですが、良い悪役でした。そういう意味では、お話しの方向性を決める舵の役割りなのかもしれません。
先週今週と、伏線を綺麗に回収していることと、カットバックなどを見ると停滞していたように見えた日常回も、ゼロツーの描写のために必要だったのだなと特にカットバックなどを見ていると分かるので、2クールを睨んでよくできたお話しだなと感じています。
ところで、オープニングは変わらないんですかね。カットインされる手の部分や鏡の部分も使い切ったので、そろそろ変わりそうかなと思っていたんですが。
さて、黄血球が限界に来ているヒロ、角が伸びてしまって竜化がスピードあっぷしているように見えるゼロツー、別れてしまった二人はどうなるのでしょうか?
>イチゴちゃんの行動は、
ヒロでさえゼロツーに利用されているだけではって思ってしまっているわけですから、彼よりも絆がないイチゴがああいう行動に出るのは仕方ないと思いますね。
それでも、仲間から一度会わせてみようって言われれば受け入れるぐらいの冷静さも持っていたわけですから、悪役とまでは思いませんでしたね。
逆にヒロのほうが脱走するぐらいなら、まずは過去のことを話したり土下座でもしてゼロツーに会わせてくれってなんで言わなかったのかと思いました。