ssr2017122202少女終末旅行 第12話 「接続」「仲間」です。


どうしてこの作品の感想を書くことにしたかというと、あまり深い意味はないのですが、雰囲気が気になったためです。
原作はWebコミックスで、原作の何作かは、新潮くらげバンチのWebサイトで読めますし、最新版もWeb公開です。なので、少し読んでいます。

ということで、この作品の内容ですが、文明が崩壊した終末世界でふたりぼっちになってしまった少女チトとユーリが、愛車のケッテンクラートに乗って延々と広がる廃墟をあてもなくさまようお話しとのことです。
まぁ、終末世界の日常という感じで、特に何があるというわけでもないように見えますが、ラストまでそうなんでしょうか?

先週の第11話は三話構成でしたが、そろそろ、それぞれが独立するお話しというよりも、繋がったお話しという感じでした。
「文化」は、チトちゃんが文化とは、人間と文化の関係は何かを考えるお話し、「破壊」は、戦争を感じさせるお話し、そして「過去」は、昔の施設を見るという感じのお話しでした。ただ、全体として、ヌコとは何かがポイントでしょうか。

では、少女終末旅行 第12話 最終回「接続」「仲間」感想行きます。
原作は、9月以降にくらげバンチWebサイトで公開分だけ既読です。ネタバレはしないようにします。

あらすじ:公式から引用


巨大な潜水艦の中を探索しながら、昔の人々がどんな暮らしをしていたのか知りたいと言うチト。ユーリになぜそんなことを知りたいのかと聞かれるチトだったが、上手く言葉にできない。

潜水艦の中で見つけたチョコレートを食べるユーリに、チトがカメラを向けてファインダーを覗くと、そこに何か文字が浮かび上がる。

何が起きているのか把握する間もなく、チトとユーリの前に浮かび上がったのは、これまで撮影してきた写真の数々だった。


ssr2017122201感想:

少女終末旅行 第12話 最終回「接続」「仲間」です。


最終回ということで、どうなるのかなとおもっていたのですが、やはり人類の過去を見せる展開でした。先週の展開が、人類の進みを示しているのかもなんて考えていたのですが、今週にちょっとそれが反映されていたのかも。

「接続」は、チトちゃんとユーリちゃんが、ヌコの力を借りて、カナザワのカメラに入っていた、ひょっとして潜水艦に最初から入っていた画像や動画を見るというものでした。この動画が、人類の過去から今への歩みというか、今の彼女たちの状況を現わしているという感じでしょうか。
先週のの展開も人間の文化から戦争へという展開でしたから。
ただ、あれを見ていても、人類や生物が一気に滅んだ理由が今一つわからないですね。実は滅んでいないのかも、なんて思ったりもしますが、どうなんでしょうか?

そして「仲間」はヌコと神の関係でしょうか。
地球は滅ぶらしいですが、彼らは一体なんなんでしょうね。神なんでしょうか。それならば、地球が滅んだ後に一体彼らはどうなるんでしょうか。
そして、生きている人間がいないということは、彼女たちがかつて会った人、かつて住んでいた場所はどうなったんですかね。まさか、先週のユーリちゃんが、みんな破壊しちゃったとか・・・

結局あまり事実が分からないままですが、良い最終回だったと思います。面白かったです。

原作では、ここから物語りが展開していくようですが、続編ありますかね。