khk2017120701このはな綺譚 第十話 「姉上襲来です。


『このはな綺譚』です。どうしてこの作品を選んだかというと、あまり深い意味はないのですが、原作のコミックスの作者である天乃咲哉さんが、元々自分の大好きな『GOSICK -ゴシック-』のコミカライズを担当されていて、それが原作イラストの武田日向の雰囲気を良く捉えていて良かったからです。
といいながら、原作読んでないんですけれどね。

ということで、この作品の内容ですが、狐っ娘の柚が、社会勉強のために高級温泉旅館・此花亭の仲居となって頑張る様子を描くというもののようです。
まぁ、恐らくは萌え要素が多い、ホンワカアニメになるのかなという気がしていますが、どういう感じでしょうか。


先週の第九話は、沬那美(あわなみ)という神様を中心にしたドタバタ劇でした。
今までになくギャグが多く入っていたように思えました。というか、今までになく、ギャグがきちんと笑えたという感じでしょうか。それはそれで、面白かったと思います。

ということで、このはな綺譚 第10話 「姉上襲来」感想行きます。
原作は未読です。

あらすじ:公式から引用

秋も深まった頃、此花亭では猫たちが祝宴の席。
ネズミの親分と薬屋さんも出席してなにやら楽しそうです。


皐は前夜の宴会疲れもあって、仲居部屋でちょっと休憩。
柚が勧めてくれた茶菓子を一つ口に放り込むと…!?


小さくなってしまった皐は柚の肩に乗って仲居の仕事をこなそうとしますが、そこから見える景色はいつもと違って…。


khk2017120702感想:

このはな綺譚 第十話 「姉上襲来」です。


今週は、AパートとBパートでお話しが別れた感じでした。ただ、通して皐ちゃんのお話しだったでしょうか。第二話が皐ちゃんのお話しでしたが、それが伏線だとしてその解決編的な感じでしょうか。

というか、皐ちゃんと柚ちゃんの関係をしっかりとまとめ上げたって感じもします。今までもいい感じでしたが、それが一層深まったといいますか。Aパートで皐ちゃんが柚のことを見直して、そしてBパートで柚ちゃんが皐ちゃんのために動いて、皐ちゃんとの関係が一層深まるという感じでしょうか。

それにしても、これまでずっと伏線的に話があった柊姉上の登場でしたが、ちょっともったいない使い方だったかもしれませんね。ラスボス的な存在になるのかと思っていたので。
ただ、予想通り、実は柊姉上は全然悪い人ではなく、さらには、皐ちゃんが奉公に出ることになった理由が分かった時点で、ちょっと唖然としてしまいました。いや笑ったというか。面白かったですね。

結構綺麗に、柊姉上と皐ちゃんのことをまとめた感じで、それはそれで面白かったのですが、一つだけ気になる点が。それは、皐ちゃん自身がどう思っているのかですね。結局姉上へのコンプレックスは持ったままですし、巫女になる夢もまだ持っていると思うので、そこをクリアにして欲しかったですね。次週以降のどこかでやるかもしれませんが。