khk2017113001このはな綺譚 第九話 「泡沫(うたかた)の・・・です。


『このはな綺譚』です。どうしてこの作品を選んだかというと、あまり深い意味はないのですが、原作のコミックスの作者である天乃咲哉さんが、元々自分の大好きな『GOSICK -ゴシック-』のコミカライズを担当されていて、それが原作イラストの武田日向の雰囲気を良く捉えていて良かったからです。
といいながら、原作読んでないんですけれどね。

ということで、この作品の内容ですが、狐っ娘の柚が、社会勉強のために高級温泉旅館・此花亭の仲居となって頑張る様子を描くというもののようです。
まぁ、恐らくは萌え要素が多い、ホンワカアニメになるのかなという気がしていますが、どういう感じでしょうか。


先週の第八話は、通してお客様側視点だったと思います。その視点で描くことで「此花亭」がどういう宿かが結構明確になったように思います。ちょっとイレギュラーな展開だったように思えます。
エピソードは結構感動的でした。前半の流れだけだとちょっとどうかなという感じですが、後半まで繋がるとそれががぜん活きてくるというのが良かったですね。

ということで、このはな綺譚 第9話 「泡沫の・・・」感想行きます。
原作は未読です。

あらすじ:公式から引用

草木が色づき始める頃、柚と櫻が亀を連れて帰ってきました。
海岸で猿の子供たちに虐められていた所を助け出したのです。


亀は助けてくれたお礼に“わだつみの神の宮殿”に柚たちを招待します。
どこかで聞いた事があるような…と、思いつつも甲羅に跨る二人。


いざ竜宮城へ、と勢いよく池の中へと潜る亀ですが…。


khk2017113002感想:

このはな綺譚 第九話 「泡沫の・・・」です。


あらすじは、アバンからの亀の話題でしたが、それは飽くまでも導入で、余談だったと思います。

今週は、沬那美(あわなみ)という神様を中心にしたドタバタ劇でした。
ただし、結局メインのテーマは、神様も生まれ変わって生き長らえていくということで良かったのでしょうか。

そうはいいながらも、今週は今までになくギャグが多く入っていたように思えました。というか、今までになく、ギャグがきちんと笑えたという感じでしょうか。それはそれで、面白かったと思います。

先週は、視点を変えてちょっと異質なお話しにしていましたが、今週はエピソードのテーマを神様に置くことで、お話しを変えて見せていました。エピソードの展開は先週とは違って、「此花亭」の面々だったのですが、あくまでも狂言回しだったかなという感じでした。

それにしても、柚ちゃんはきちんと伊耶那岐、伊耶那美のお話しをかいま見たのですが、お菊ちゃんは、黄泉比良坂を夢みるというのはどうしてだったんでしょうね。