khk2017111602このはな綺譚 第七話 「夏祭りの夜」です。


『このはな綺譚』です。どうしてこの作品を選んだかというと、あまり深い意味はないのですが、原作のコミックスの作者である天乃咲哉さんが、元々自分の大好きな『GOSICK -ゴシック-』のコミカライズを担当されていて、それが原作イラストの武田日向の雰囲気を良く捉えていて良かったからです。
といいながら、原作読んでないんですけれどね。

ということで、この作品の内容ですが、狐っ娘の柚が、社会勉強のために高級温泉旅館・此花亭の仲居となって頑張る様子を描くというもののようです。
まぁ、恐らくは萌え要素が多い、ホンワカアニメになるのかなという気がしていますが、どういう感じでしょうか。


先週の第六話は、主人公である「柚」ちゃんが中心となるお話しでした。
柚子ちゃんがどうやって比丘尼様のところにやってきて、どうして此花亭に奉公することになったのかだけではなくて、そもそも人間と「柚」ちゃんたち狐の関係はどうなっているのかとかが描かれました。
なかなか、いいお話しだったと思います。

ということで、このはな綺譚 第7話 「夏祭りの夜」感想行きます。
原作は未読です。

あらすじ:公式から引用

八百比丘尼が雪の中で見つけた小さな尻尾。それは幼い狐の尻尾でした。
夏祭りの太鼓の音が遠くに鳴り響く夜。
柚は比丘尼様から聞いたお祭りを思い出すのですが頭の中では色々なものが混ざってしまいます。

そんな柚に本当のお祭りを見せようと桐は仲居たちを二組に分けて参加を許します。

最初は柚、皐、櫻の3人。初めて目にする光景に感情が高ぶる柚。
しかし盆踊りの輪に入って踊っている間に皐、櫻とはぐれてしまいました…。

khk2017111601感想:

このはな綺譚 第七話 「夏祭りの夜」です。


先週が主人公である「柚」ちゃんが中心となるお話しでしたので、登場人物たちの個別紹介が一回りした感じでしょうか。


そこで、今週は、それぞれのカップリングで夏祭りを過ごすという展開でした。

Aパートが柚ちゃんと皐ちゃん。Bパートが棗ちゃんと蓮ちゃんという組み合わせで、その隙をつく形で、桐さんと櫻ちゃんですか。


夏祭りは、夏祭りというよりもお盆のエピソードでした。


お盆に死んだ人の魂が馬に乗って現世に帰って来て、牛に乗ってあの世に戻るという設定に従ってお話しが進むという感じでした。元々「此花亭」の設定自体がこのお盆に近いものだった気がするので、かなり面白いお話しに仕上がっていたと思います。個人的にはAパートが良かったと思いますが、先週のおまけ的なお話しだということもいえるので、そこはどうでしょうね。

そろそろ、展開的には一通りのパターンをやったように今週のお話しからすると感じられるので、次週からちょっと展開を変えてくるのではないかという気もします。

もちろんカップリングの決着がついていないので、そこを深堀りするという手もあるのでしょうけれど、そこが本筋ではないと思うので。