kjs2017110601クジラの子らは砂上に歌う 第五節 「逃げるのはイヤだ」です。


このアニメを選んだ理由は単純で、原作を読んでいるからですね。
『このマンガがすごい!2015』オンナ編において10位にランクインしたときの解説を読んで読んでみたくなり、読んでみたら面白かったというところです。

ジャンル的には、単純に言えばSFファンタジーというか貴種流離譚というところでしょうか。読む前は、『デューン』シリーズを想像していたのですが、まぁ「砂の惑星」というところで連想しただけですけどね。
実際には、基本はボーイミーツガールではないのかなという気もしますが、そこがどうなるのかは、ちょっとネタバレ気味になるのでやめておきます。


コミックスの梅田阿比さんの絵柄はちょっと独特というか古くさい部分もあるのですが、それがどうアニメで化けるかが楽しみだったりするのですがJ.C.STAFFなので、どうなんでしょうか。ただ、監督が「四月は君の嘘」のイシグロキョウヘイさんで、キャラデザが飯塚晴子さんだったりするので、期待できるかも。

先週の第四話では、「泥クジラ」に住まう人々は「鯨(ファレナ)の罪人たち」と呼ばれるものたちで、かつて罪人として流刑にあい今もその刑罰は続いているということが語られました。そして、“帝国”は、「泥クジラ」に住まう人々を処刑することに決め襲ってきたのだと。
長老会はそれを知って、自ら「泥クジラ」を沈めファレナみんなの生命を絶とうと決めて、行動に出ます。

ということで、クジラの子らは砂上に歌う 第5話「逃げるのはイヤだ」感想行きます。

原作は既読です。ネタバレはしないように気をつけます。最新10巻は、9月に発売されました。


あらすじ:公式から引用

チャクロが泥クジラの地下で見たのは、泥クジラの心臓と言える魂形(ヌース)・ファレナだった。
長老会は、ヌースを攻撃して泥クジラを沈めようとするが、チャクロたちは抵抗する。

kjs2017110602感想:

クジラの子らは砂上に歌う 第五節 「逃げるのはイヤだ」です。


この「逃げるのはイヤだ」というのは、チャクロの気持ちであり、スオウの気持ちであり、そしてファレナ全員の気持ちであるという感じでしょうか。

今週は、いよいよ、この泥の世界全体についての説明がされました。泥クジラの心臓と言える魂形(ヌース)が人間の感情を食べていることが語られましたが、どうしてか魂形(ヌース)・ファレナだけが感情を食することがなく、そのためファレナの人々が罪人と呼ばれることになったようですね。

ただ、その事実を知っているのは“帝国”だということですが、それ以外にも国があり、“帝国”と対立しているということですが、ファレナの人々はそこに賭けるようですね。

さて、それらを語ったリコスの言葉は彼女が当然彼女が知っていることしか語られません。そのため、それ以外にも何か裏がありそうですが、そこはまだ分からないですね。特に、ネリが何を知っていて、あの行動は何を意味するのか、あの羽根は何なのかが気になりますね。