HF劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel]I.presage flower」です。


「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」のテレビ放映前の2014年7月から公表されていた劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel]」です。

本当は、次週見る予定だったのですが、TOHOシネマズのお安く映画が見れる日だったので、公開日早々に行ってしまいました。多分、予定通りに、来週も行くと思いますけれど。


どうせなら、Aimerさんの登場した舞台あいさつ公開版を見たかった気もしますが、休日出勤でお仕事していたのでした。


今回の『Fate/stay night』は、"Heaven's Feel"で、ゲームでの間桐桜ルートを示ます。原作のゲームにはこれと本線であるテレビ第1期のセイバールート、テレビ第2期の"Unlimited Blade Works"の遠坂凛ルートがあります。

そして、この劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel]」は、予定では劇場3部構成でということのようです。


ちなみに、テレビ版「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」の感想は、このカテゴリを遡ってください。無印は、ブログ始める前なので書いていません。Fate/ZEROは、何かの感想と一緒に書きました。どこにあるのかもはやわかりません。(汗)


さて、この「Fate/stay night[Heaven's Feel]」ですが、ゲームのときには、ルート的には実は"Unlimited Blade Works"が一番人気だったようです。多分、遠坂凛ちゃんのキャラクタ人気もあるんでしょうけれど、主人公・衛宮士郎自身の物語でもあるからでしょうね。


そういう意味では、どうしても間桐桜ちゃんルートというのは、後回しになるお話しではあるのですが、本当の人気的にはどうなんでしょうか。実際にアニメの公開順的には、セイバー⇒遠坂凛ちゃん⇒イリヤちゃんという順番でラストになっちゃったんですが、自分的には結構キャラ的には好きなんですけどね。多分、ルートとしては、一番長いというか、長すぎる感じもするので、そのために人気が今一つなのかも。


ということで、感想を書いておきたいと思います。

原作ゲームは、PC版で攻略済みです。過去のFateシリーズテレビアニメは、「プリズマイリヤ」以外は見てるはずです。イリヤは、つまみ喰いで見て完走していません。劇場版『Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS』は見ていません。

あらすじ:公式から引用

少年は少女を守りたい。そう、思った。
魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が、あらゆる願いをかなえる願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」が起きて10年、冬木市で再び戦争が始まった。
前回の「聖杯戦争」の参加者である衛宮切嗣の養子・衛宮士郎は遺志を継ぎ、戦うことを決意する。

士郎のそばには、彼を慕う少女――間桐桜がいた。
彼女は毎朝、毎晩士郎の家に通うと朝食と夕食を作り、天涯孤独だった士郎と優しい日々を過ごしていた。
だが「聖杯戦争」が始まると、冬木の町に流れる空気が変わった。
あちこちで殺人事件が起き、不穏な空気が流れ始める。
士郎は桜を自宅に泊めることを決意した。

士郎は召喚したサーヴァント・セイバーとともに、魔術師の遠坂凛と同盟を結び「聖杯戦争」に臨む。

だが、その戦いは暗躍する者たちによって大きくきしみ、歪み始めていた。


感想:

ということで、劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel]I.presage flower」です。


<以下、ネタバレになっている部分があるかと思います。映画をまだご覧になられていない方はご注意を。>


面白かったです。
基本的には、ゲームに準拠しているとは思います。前半の端折り具合とかもあんなんだったかもって思いますが。
というか、全体に、「Fate/ZERO」「Fate/stay night」を知っていることを前提にした構成になっています。

例えば、士郎がセイバーと契約する場面もありませんし、マスターとサーバントとは何かという説明も全くありません。バーサーカーとの闘いがどう終わったかも提示されていません。
「聖杯戦争」についても言及はありますが、それが何かについての説明はないです。まぁ、実はこの辺りは、原作通りならば理由があるのですけれど、その通りになるかどうかはわかりません。
とはいいながらも、士郎とイリヤちゃんの関係とかも隠されている感じがしますけれど。

ストーリーとしては、士郎視点で、間桐桜ちゃんとの関係を描くという展開になっています。間桐桜ちゃんがどうして衛宮家に来るようになったのかは、もう少し分厚くやっても良かったような気もしますが、あれ以上厚くやると、多分序盤で飽きてしまいますよね。長いルートだというのが災いしていますね。なので、「Fate/ZERO」「Fate/stay night」を知っていることを前提にしているわけですね。バランス難しいですね。

セイバーや遠坂凛ちゃん部分は、かなり端折られていますが、間桐桜ちゃんとの会話や、バトル部分はしっかりと描かれていました。恐らくは、桜ちゃんにある程度感情移入しておかないと、楽しめない映画になると思います。

この間桐桜ちゃんルートは、ヒロインである間桐桜ちゃんが、セイバーや遠坂凛ちゃんと違って、「聖杯戦争」に自分から前のめりに進んでいく人間ではありません。なので、お話し的にどうしても受け身になるんですよね。それでも「聖杯戦争」は進んでいくので、ストーリーに絡めにくいヒロインだと思います。なので、一般人というか、その受け身的な姿勢であることを前提にして、お話しを見ないと桜ちゃんには感情移入しにくいです。でも、桜ちゃんに感情移入して欲しいですね。

それが、例えば、桜ちゃんが士郎に養子であることを質問するシーンや士郎と間桐慎二の争いのシーンだったりするんですが、桜ちゃんが間桐家の養子で、しかも終盤での凛ちゃんが見つけた間桐臓硯のあれや、間桐慎二との関係を知っていると、分かりやすいんですけどね。まぁ、原作でも判明するのはこの後か?肝は、あの人物との関係なので、余計にそうですね。

さらにエンディングソングを聴くと、桜ちゃんの物語りであることを改めて認識できるので、感情移入しているとこの曲の凄さがより感じられると思います。というか、間桐桜ちゃんルートなので当然か。
特に、あの土蔵ストーブ部分が桜ちゃんでは一番の山場だとは思いますが、どう感じられたでしょうか。

作画的には、「Fate/ZERO」「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」と比べると、ちょっとキャラが大人になっている感じがしますが、綺麗ですし、かなりCG使っていましたが違和感なく良く動いていましたし、良かったと思います。
バトルではライダーランサーと真アサシンとの部分が一番だったかなという気がします。ただ、ライダーランサー好きなので、分かってはいますが、あっさりで残念かも。

それにしても、Aimerの『花の唄』はめちゃいいですね。無限ループして聞いてしまいます。桜ちゃんのキモチを考えながら聴くと、もうそれだけで泣けてきます。歌詞がすごいというか、さすが梶浦さんだなという気もします。
ところで、あの曲の後ろでながれるあのチリチリ音は、絶対に蟲を意識してますよね。

早く続編が見たいなぁ。続編でも、この曲主題歌でもいいのではと思うんだけれど、多分違うんだろうなぁ。