ssr2017101401少女終末旅行 第2話 「風呂」「日記」「洗濯」です。


どうしてこの作品の感想を書くことにしたかというと、あまり深い意味はないのですが、雰囲気が気になったためです。
原作はWebコミックスで、原作の何作かは、新潮くらげバンチのWebサイトで読めますし、最新版もWeb公開です。なので、少し読んでいます。

ということで、この作品の内容ですが、文明が崩壊した終末世界でふたりぼっちになってしまった少女チトとユーリが、愛車のケッテンクラートに乗って延々と広がる廃墟をあてもなくさまようお話しとのことです。
まぁ、終末世界の日常という感じで、特に何があるというわけでもないように見えますが、ラストまでそうなんでしょうか?

先週は、二話構成で、Aパートの「星空」は、この世界の雰囲気を楽しむ感じでしたし、Bパートの「戦争」は、終末世界の世界観の説明のような感じでした。
世界観としては、終末世界ということですが、廃墟というよりも人がいなくなった世界という感じがします。崩壊した文明としては、現代的な部分と第二次世界大戦時代のものとが混在している感じですし、終末になってから時間が経っているのかも。

では、少女終末旅行 第2話 「風呂」「日記」「洗濯」感想行きます。
原作は、9月以降にくらげバンチWebサイトで公開分だけ既読です。ネタバレはしないようにします。

あらすじ:公式から引用


見渡す限り一面の銀世界をケッテンクラートに乗って走るチトとユーリ。

雪はしんしんと降り続き、ケッテンクラートが走ったあとのわだちもすぐ雪に覆われていく。ユーリは荷台でいくつもの雪玉を作っては並べながら、チトにここはどこなんだろうと尋ねるが、答えなど出るはずもなく、徐々にその勢いを増していく雪と風。吹雪の中で本格的に生命の危機を感じ始めたチトとユーリは意識を失いそうになりながら、寒さを凌げる場所を探す。

ssr2017101402感想:

少女終末旅行 第2話 「風呂」「日記」「洗濯」です。


一話で、原作の二話のかと思いましたが、今週は三話ですか。内容で強弱をつける感じでしょうか。まぁ、今週の三話が、雪の世界からの一つの固まりという感じではありますが。

Aパートの「風呂」は、雪に埋もれる中でお湯を見つけて風呂に入るという感じでした。ポイントは、発電所の看板があったことと、それをチトちゃんが読めなかったことでしょうか。「地上発電所」ということからすると、現代からちょっと先の文明があったのでしょう。文字が読めなかったので、そこからさらに時間が経っているのかな?
ただ、お湯が出ていたことからすると、ずっと動いていたということで、エネルギー供給が継続していることを考えると地熱とか原子力発電でしょうか?

Bパートの「日記」は、本と日記ということで、文明の度合いが語られました。チトちゃんが使っていた文字は、現代の文字に近いけれど微妙に違うということで、我々の文明の後継という感じなのかというところでしょうか。
本のタイトルは「河童」でしたが、芥川龍之介でしょうかね。やはり舞台は未来の日本なのでしょうか。文字もひらがなの延長でしたから。

Cパートの「洗濯」は、街というか発電所の全景が見えたことがポイントなのでしょうか?それとも、食文化が変わっていることでしょうか。食文化は、先週の時点で、微妙に変わっているけれど、出てくるレーションなどは、逆に古い感じでした。今週の魚は、どういう意味なんでしょうね?

ということで、先週よりも、今週が面白かった気がしますが、どうでしょうか。

そして、今週からオープニングが付きました。オープニングは、Perfumeっぽい感じでいい感じですね。作画がちょっと、本編とはちがう感じもしますが、悪くないです。
エンディングは、原作者のつくみずさんが一人で描いているものでした。かなりいいですね。音楽もヒゲドライバーさんで、好きな感じです。お気に入りになりそう。

ということで、次週からも楽しみです。