IMG_1827_2劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~です。


昨年の12月にTVシリーズ第2期が終了し、その後映画が三本発表されていた『響け!ユーフォニアム』ですが、その第一弾の劇場版です。映画の上映時期が発表されたのが6月で、そのときに残り二本の発表もされたんでしたっけ?詳細はあとで。


映画は今週からの公開でしたが、タイミングが合ったので、横浜ブルク13の舞台あいさつ付きを見に行くことにしました。公開劇場数としては、40館ですか?昨年と違って、今は劇場アニメの公開ラッシュなので、上映館を確保するのも難しいのではとおもうのですが、去年とほとんど同じなので、結構善戦しているんでしょうか。


さて、映画の内容的は、2期の総集編であるということが事前に言われていました。しかし、昨年の第一期総集編といわれた映画もかなり面白かったので、楽しみにしていました。

見たのは、先に書きました通り、舞台あいさつ付きで抽選になっていましたので、当然会場は満杯。恐らく落選も出ていたんでしょう。会場のお客様も雰囲気的に、いままでの「響け!ユーフォニアム」の映画やイベントで見かける、吹奏楽系のファンがほとんどいなくて、自分同様の濃いアニメオタクだったようにおもいます。ただ、他のあいさつ付きでない会場では、吹奏楽系のファンも多かったようなので、ちょっと安心です。


ということで、感想を書いておきたいと思います。

8月に出た原作の最新巻は、『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編』ということで、久美子ちゃんが二年になったあとのお話しでした。後編は10月発売です。


あらすじ:公式から引用

吹奏楽コンクール全国大会出場を控えた、私たち北宇治高校吹奏楽部。
うだるような夏の暑さが去り、秋の涼しげな気配が近づいたころ。


先輩が退部するかもしれない……。


私たちを襲った衝撃は大きく、不安をそう簡単に拭うことができなかった。

美人でカリスマ性があって、ユーフォが上手くて、みんなから頼りにされている「特別」な先輩。

でも、ふとした瞬間に見せる氷のように冷たい表情、他人を突き放すような瞳、誰にも本当の自分を見せない先輩。

「全国に出たい」


誰よりもそう思っているのに、ただの高校生のくせに無理に大人ぶろうとする先輩。

そんな先輩が私は苦手で……、もしかしたら嫌いだったかもしれない。


だけど私は――。


IMG_1827_3感想:

「劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~」です。前にも書きましたが、うちは吹奏楽家族なので、早々に見に行ってきました。


映画は、監督がいままでの石原立也監督から小川太一監督に変わって、かなり思い切って構成が替えられていました。

以下、映画のネタバレ含みますのでご注意を。


当然映画なので限られた時間になりますから、エピソードの取捨選択になるわけなのですが、この「届けたいメロディ」では、エピソードを久美子ちゃんとあすか先輩だけにバッサリと刈り取り、二人の物語り(とそれを盛り上げるための久美子お姉ちゃん)にして、二期のもう一人の主人公であるみぞれ先輩や希美ちゃんのエピソードをバッサリ削っていました。
また、一期のもう一人の主人公である麗奈ちゃんも同様ですね。元々原作での扱いは、そういう感じではあるのですが。

この構成を変えるために、お話しの開始自体を関西大会から始めるという大胆な変更を加えていました。
つまり、劇場版の第一弾が京都府大会終了時点だったので、バッサリとその間を飛ばしちゃったんですね。そこがみぞれ先輩のエピソード部分でもあるので。
もう一つこの間は、吹奏楽部が部活動として人間関係を深める部分でもあったので、それを外したということは、久美子ちゃんとあすか先輩の二人の人間関係に絞るという意思表示ですね。
実際、映画の構成はそうなっていて、絞ったことで非常に深みがあるエピソード展開になっていました。すごく感動しました。

ただ、『響け!ユーフォニアム』は吹奏楽の音楽アニメという側面というか、それが本編なんでしょうけれど、それがあるので、人間ドラマに焦点をあてすぎると、練習風景などを描写できなくなってそこがおろそかになる可能性がありました。

映画では、冒頭に関西大会で課題曲『プロヴァンスの風』、映画真ん中では『宝島』、そしてそして終盤に『三日月の舞』、そしてラストにユーフォニアムソロの『響け!ユーフォニアム』をフルにやるという形で音楽的に締めていました。そのために、実は練習風景などをバッサリ削っているにも関わらず、音楽描写が不足しているのを感じさせない構成になっていました。
というか、逆に音楽的にも満足できるものになっていました。良かったです。

そのために、恐らく、テレビ版を見ていなくて、劇場版の第一弾からこの第二弾へと来られた方にも違和感がなかったのではないでしょうか?いや、この映画第二弾だけをご覧になられた方は、さすがに厳しいかもしれませんが。

舞台あいさつは、一年生四人組にあすか先輩と小川監督がゲストになってという感じで行われました。
まぁ、ラジオなどいつもながらに黒沢ともよちゃんが好きにやって周りがフォローする感じでした。なかなか楽しかったです。
ただ、いつもイベントに来ている人を前提にしている感じもあったので、映画なのですから初見の人向けにも工夫があっても良かったかな?

あと、週替わりおまけアニメで、スマホ撮影可にするというアイディアにビックリしました。そういう手もあるのかという感じですね。冒頭のキャプチャは、それです。