nam2017092501ナイツ&マジック 第13章「Heaven & Earthです。

「ナイツ&マジック」は、どうやら原作はライトノベルらしいです。どうやらということで分かります通り、原作は読んでいません。なのに何でこのアニメを選んだのかというと、偶然です。

PVを見たときになんとなく面白そうと思ったのが見る切っ掛けなんですが、どこが面白そうかというと、単に作画がよさげで世界観が面白そうといういうことです。
アニメを担当しているのがエイトビットということで、自分とは実は作画では相性がよろしくないので、少し心配ではありますが、期待をしておりますです。

実際は、魔法とロボットという辺りがちょっと興味をそそっていたのですが、今まで見ると予想よりもかなり面白いという気がしています。

先週の第十二話は、ヴィーヴィル(飛竜戦艦)との戦いでした。
序盤はいつものようにアルくんの思惑が的中して、徐々に押していった感じだったのですが、オラシオが仕組んだ策略にその形勢を逆転されてしまいました。
その後は、ヴィーヴィル(飛竜戦艦)側の勝利かと思われたのですが、ひとまず今週にもちこしということで、王女を旗頭として、どう闘い抜くか楽しみですね。

ということで、ナイツ&マジック 第13話最終話「Heaven & Earth」感想行きます。
原作は未読です。

あらすじ:公式から引用

旧王都デルヴァンクールの奪還作戦に向かった銀鳳騎士団の前に、再びヴィーヴィルが立ちはだかる。


エルはヴィーヴィルとの再戦を見据え、ジルバヴェール(対空衝角艦)にデトネーションジャベリン(魔導火節)を搭載。ヴィーヴィルは降り注ぐジャベリンをすべて破壊するも、それこそがエルの狙いだった。


窮地に陥るドロテオに、オラシオはマキシマイズ(最大化戦闘形態)の発動を進言。エルとオラシオ、天才同士の意地が激突する。


nam2017092502感想:

ナイツ&マジック 第13章「Heaven & Earth」です。


今週は、ヴィーヴィル(飛竜戦艦)との最終決戦といいますか、旧王都デルヴァンクールの奪還作戦でした。

ヴィーヴィル(飛竜戦艦)とは一度闘っていますし、どうも敵は、圧倒的な火力、軍事力を頼りに、力任せに攻めるのは得意ですが、戦略というものがないようで、闘いは一方的な展開になりました。
まぁ、ここまでのお話しを見ていても、闘いの中に戦略を持ち込まずに描くというのはずっとやってきたことなので、そのままだったかということですね。

しかし、闘いは、今まで以上に面白かったです。
まぁ、確かにどこかで見たロボットアニメというか、端的に言うとガンダムへのオマージュに溢れているわけですが、それがまぁ王道となった今、それを貫き通していて、気持ちよく、面白かったです。

主人公であるエルくんは、このアニメ全般を通して深く考えることはなく、彼の言葉を借りれば「ロボット魂」のままに突き進んでいる、いわゆるマッドな人物で、ここまでそれを貫き通すのはいい感じですね。
もし、一度ありましたが、悪側からきちんとした好条件でさそわれたときには、エルくんがどうするのかを見てみたい気もしますけれどね。
いっそのこと、キッドを主人公にすげ替える(いや、今回は半分そうか)手もありそうですが、それだと普通のアニメになってしまいそうですね。

しかし、よくよく考えると、この銀鳳騎士団で何がすごいかというと、エルくんが考えることを短時間でことごとく実現して見せるドワーフたちですよね。彼らこそが、一番の功労者のような気がするので、工房がもらえて良かったです。

さて、ラストは、俺たちの闘いはこれからだ的に終わったのですが、二期はどうでしょうね。ちょっと闘いがインフレ気味で、当初の魔獣たちに苦戦していたころの緊迫感がないので、大航空時代になってしまうと、面白さを継続するのが厳しいかなという気もします。