mia2017092302メイドインアビス 第12話「呪いの正体」です。

さて、楽しみにしている「メイドインアビス」です。最終回は、どうやら1時間スペシャルらしいですね。

原作は、つくしあきひとさんのファンタジー漫画です。ファンタジーといいますか伝奇物というかという感じもありますね。お話し的にどうかというのは、実はまだまだ終わりが見えていないのでまだまだわからないところがありますが、世界観といいますか設定は、文句なしに面白いです。

作画的にも原作の絵は特徴があって可愛いですが、実は内容的にはかなりグロイ部分もあるので、そこをどうするかがアニメ化のポイントになってくると思います。また、世界観がポイントになってくるので、そこをアニメでどう見せるのかが出来を左右しそうに思います。

先週の第十一話は、深界四層「巨人の盃」でタマウガチの毒に犯されたリコちゃんと彼女を救おうとするレグが出会ったナナチの正体についての仄めかしと、リコちゃんの症状改善に向けての行動がメインとして描かれました。
それと並行して、レグの記憶や「成れ果て」についてなど、色々な伏線が描かれました。
そろそろ大詰めではありますね。

ということで、メイドインアビス 第12話「呪いの正体」感想行きます。

原作は既読です。既刊は6巻です。最新刊は、8月に発売されました。当初は5巻までがアニメだと予想していましたが、このペースだと深界四層まででしょうね。


あらすじ:公式から引用)

オースの街では、誕生日のお祝いを楽しみにしていたキユイが高熱でうなされていた。
「誕生日に死ぬ病」の噂が広がるなか、ジルオは国々を巡っている「船団キャラバン」の薬師を頼る。キユイと共にオースを離れ、キャラバンの診療所に向かうと・・・。

一方、洗濯から戻ってきたレグは眠るリコの上で蠢くミーティを目にし、狼狽えていた。だがナナチは・・・。

mia2017092301感想:

メイドインアビス 第12話「呪いの正体」です。


先週から、タマウガチの毒とアビスの呪いで大変なことになっていたリコちゃんですが、ナナチの力でひとまず症状も安静にはなっているようです。
そしてそのナナチの正体については、「成れ果て」と語られましたが、ナナチと一緒にいるミーティという自意識を持っていないような「成れ果て」も登場しました。どちらかというと、ナナチの方がイレギュラーのようですが。

今週は、そのナナチからアビスの謎、特に「アビスの呪い」についてが語られました。
上昇についてだけ呪いがかかる理由などについての説明がされたのですが、特にポイントは、アビスの深界生物がどうして動きを予測できるのかというところでしょうか。

レグは、ナナチからの情報でその深界生物、特にタマちゃんとの闘いに勝利することができました。でも、毎回「火葬砲」を撃っていては、その都度倒れることになるので、よろしくはないでしょうけれど。

また、毒に犯されたリコちゃんも段々と回復しているようで、今週は少し意識が戻りかけているような様子が描かれました。ただ、それが謎の目と見つめ合う描写で、なかなか分かりにくいものだったかもしれません。いや、そう描いて見せているだけなんでしょうけれど。
まぁ、あの目は何を意味しているのかは、なんとなく予想はできますね。

それにしても、良いところで終わりましたが、次週は最終回です。
恐らくは、恐らくは今週のナナチの言葉の意味、そしてその実行可否、でリコちゃんの目覚めと旅立ちまでが描かれるんでしょうね。一時間で終わるのかな?

ところで、今週の冒頭ですが、原作6巻の「ハウアーユードコカ」の一節です。オリジナルではありません。
タマちゃんとの闘いから伝言のシーンに繋げるために使ったんでしょうか。