rc01Re:CREATORS #10 「動くな、死ね、甦れ! “We know exactly how you think and how you're fighting!”」です。

この春のうちのブログでは、今週も予想通り『Re:CREATORS』がアクセスが一番多かったです。ただ、全22話、2クールの長丁場になりますので、ゆっくりと評価していきたいと思います。

このアニメを見ようと思ったのは、完全にスタッフからです。あおきえい監督×広江礼威原作×澤野弘之劇伴のオリジナルアニメですからね。

あおきえい監督については、『喰霊-零-』から『空の境界』、『Fate/ZERO』、『アルドノア・ゼロ』とずっと追いかけてますね。あれそういえば、今回のタイトルには「0」が入ってませんね。今まで意識して入れているのかと思っていたけど、偶然だったのかな?
広江礼威さんは『BLACK LAGOON』の原作者の漫画家さんです。澤野弘之さんは、進撃やUCも含めて、もう説明の必要はないですね。

さて、先週の第九話は煌樹まみかちゃんの最後から始まりました。
そんなまみちゃんを真鍳はまだ利用価値がある感じで、助けようとしていたようにも見えましたが、実際にはアリスちゃんの介入で本当はどうだったかわからないままでした。
アリスちゃんは真鍳の言葉に引きずられていき、真鍳の言葉を跳ね返そうとした颯太やメテオラさんと対決することになりました。

ということで、Re:CREATORS 第十話 「動くな、死ね、甦れ!」感想行きます。
オリジナルアニメなので、情報はありません。

あらすじ:公式から引用
弥勒寺はアリステリアを引きつけるものの、真鍳に妨害され、さらには彼女の言葉無限欺に翻弄されてしまう。

一方、メテオラの救援に駆けつけたセレジアは弥勒寺に代わってアリステリアと対峙する。しかし、戦いに割って入ったアルタイルによってセレジアは武器を失い、さらにアリステリアの槍に貫かれてしまう。

瀕死のセレジアを前に、松原は再び彼女の設定の改変を試みる──

rc02感想:
Re:CREATORS 第10話 「動くな、死ね、甦れ!」です。

「動くな、死ね、甦れ!」というサブタイトルは、旧ソビエト連邦時代のロシアの映画ということです。ヴィターリー・カネフスキー監督の映画ということですが、ごめんなさい知らない人です。
英語のサブタイトルは「私たちは、あなたがどう考え、どう戦うかを正確に知っています」って感じですか。直訳するとですが。

さて、第十話ですが、アリスちゃんがまみかちゃんの復讐をすべく登場したところから始まりました。
そういえば、どうやら公式がまみかちゃんのお葬式をやったみたいですが、キャラクターにしても人の死を有料イベントにするのはどうかと思いますね。ちょっと良識を疑いました。

でアリスちゃんですが、巷では脳筋とか言われているようですが、その心情が語られました。
彼女の世界のあり方を憂い改変を求めたが今のところ叶わず、盟友と思っていたまみかちゃんを失い、絶望感に囚われた行動に見えました。
下手に正義感の塊であるところが余計に厄介ですが、あの自分にはこうするしか術がないんだという慟哭は、今までの行動の裏打ちとして、正しいか正しくないかは別にしてなかなか感動的だったと思います。

一方、その原因を作った真鍳と弥勒寺の戦いは、なかなかおもしろかったです。先週の繰り返し的なのですが、そこに板額が絡みました。板額は、きっと弥勒寺とのつながりが呪いでなく愛情ということになって、元に戻る展開だと踏んでます。

そして、主人公であるらしい颯太ですが、今週はひとつの決意を示しました。
ただそれがメテオラちゃんの負傷の呼び水になり、ひいてはセレジアちゃんがアリスちゃんの槍に貫かれることになりました。
そこで、松原さんがセレジアちゃんの父親として大活躍。結局、颯太は主人公としての地位をまた奪われた感じですね。

しかし、ここは燃えました。
セレジアちゃんが戦いのあと元に戻ったのは、認知が増したのは一時的で、ツィッターでバズっている間しか効力がなかったということでしょうか。どちらにしても、認知が増せば追加設定だろうと改変が有効になるということですよね。
ただ、ファンの肯定的な認知と否定的な認知でどうなるのかが気になります。例えば、アリスちゃんの世界が実は良い世界だったという改変をしてもファンに受け入れられるとは思えないのですがということです。

そして改変が有効だという事実が明らかになると、作者がいないキャラがどうするのかというのも気になりますね。そもそもアルタイルの作者が誰かというのも問題ですが。元々の「シロツメクサ」を産んだ作者か、それとも「シマザキ セツナ」かですね。
まみかちゃんも作者が生きているので、生き返るのでしょうか?というか、そもそも死んでしまったとして作品がどうなっているのかが気になります。

そして、軍服の姫君アルタイルですが、彼女の語る御柱というのが気になります。
この流れですと、インターネットの世界が御柱ということになりそうです。そこで、認知があれば改変が成るということで、まだまだこの事件の認知が足りないといいたいのでしょうか?
ならば、ギガスマキナのコピーを街で暴れさせれば、それで済むのではないでしょうか?

どちらにしても、ますますおもしろくなってきましたが、2クール22話ということで、ここで一回中休みでしょうか?