ny01夏目友人帳 陸 第四話「違える瞳」です。


『夏目友人帳』は、今までも変則2クールずつで来ていたので、こま前の『夏目友人帳 伍』のときから、この6は来ると思っていました。まぁ、『夏目友人帳 伍』の最終回で6期の告知がありましたが。


『夏目友人帳』はざっくりいうと、普通の人には見えるはずのない妖怪(あやかし)が見えてしまう夏目 貴志。そんな彼は見えてしまうがために、関わり合う人々から疎まれていた。そんな彼が、祖母である夏目レイコの遺品「友人帳」を巡って、妖怪のニャンコ先生と知り合い、また学校の仲間と友達関係を築くうちに、心を開いていく様子を描くものです。


まぁ、アニメは、ずっと感想を書いているので、興味がある方はカテゴリを遡っていただけるとよろしいかと。まぁ、大したことは書いていませんし、LaLa特典のやつとか感想書いていないのもありますが。

先週の第三話は、夏目が昔の友人と出会って、その友人が持ち込んだ蠱毒絡みの事件を解決するというお話でした。
実際のポイントは、その友人との友情がメインで、どちらかと言うと妖怪のネタはおまけだっだかなという感じです。

ということで、夏目友人帳 陸 第4話 「違える瞳」感想行きます。

原作は既読です。最新刊は第21巻です。多分、アニメ放映中に22巻が出るでしょう。


あらすじ:公式から引用)

街中で名取の紙人形を見つけた夏目とニャンコ先生。そこには場所と時間だけが書かれていた。

名取の身を案じた夏目は、誰宛かもわからないまま記された場所へ向かい、月子という女性と出会う。雨に濡れる夏目を心配した月子は、傘を貸すために自宅へと招き入れる。

そんな中、天井から何やら大きな音が聞こえる。月子曰く、近頃不審な音が度々聞こえ気になっているという。

ny02感想:

夏目友人帳 陸 第四話「違える瞳」です。


今週は原作が手元にあります。原作の15巻に掲載されている「違える瞳」ですね。先週の19巻からいきなり戻りましたね。『夏目友人帳 伍』で飛ばしたお話ですね。
原作では、ちょっと色々とキーになってくるお話だったので、『夏目友人帳 伍』のときから入れるタイミングを図っていたんでしょう。

今週のお話しは、『夏目友人帳 伍』の第八話「歪みなき世界」で提示された、祓い屋の引退後の話ですね。原作では17巻でしたか。
本来、原作ですと「歪みなき世界」の方が「違える瞳」よりも後のお話なのですが、アニメお得意の原作シャッフルなのでそういうものなのでしょう。
ただ、順序が逆だったので、今回の祓い屋引退後の状況については、しっくりときました。祓い屋として妖を祓ってきたため、能力がなくなれば恨みを買っているために妖に狙われる存在になってしまうということですね。

ただちょっと気になるのは、夏目の心境がどうかなということですが、今週の様子を見ていると彼の心境はあまり関係なかったですね。

今週のテーマはそこではなく、夏目と名取さんの関係ですね。というか、ずっとチラチラとその辺りがポイントになってくるのかということが示されていた、夏目の友人帳と妖との関係が、名取さんから見るとどういうように捉えられているのかでしょうか。

祓い屋としての能力がなくなってしまった人間が、式神として使役していた妖との関係をどう精算するかがテーマのように見えますが、名取さんがそれをどう捉えるのか夏目がその関係を自分に照らし合わせてどう考えるかがポイントなんでしょう。
どうやら今回の事件にも式神が関係しているようですからね。
名取さんの式神と名取さんの関係、そして夏目と彼の式神との関係も関係してくるんでしょうか。

ということで、珍しく次回に続くとなりましたが、どう始末をつけるのでしょうか。