夏目友人帳 伍 第九話「険しきをゆく」です。
ひさしぶりにやってきました『夏目友人帳』。前の感想をみますと2012年ですか。ということで、4年半ぶりなんですね。
『夏目友人帳』はざっくりいうと、普通の人には見えるはずのない妖怪(あやかし)が見えてしまう夏目 貴志。そんな彼は見えてしまうがために、関わり合う人々から疎まれていた。そんな彼が、祖母である夏目レイコの遺品「友人帳」を巡って、妖怪のニャンコ先生と知り合い、また学校の仲間と友達関係を築くうちに、心を開いていく様子を描くものです。
恐らくは、今までの無印と続、参と肆は変則2クールずつだったので、今回も変則2クールになるのではないかと思うんですがどうでしょうか。
先週は、「特別編」からのアニメ化ということで名取さんのお話しでした。彼がどうして祓い屋になったのかというか、そういう辺りですね。もう一つが、名取さんがどういう経緯で的場静司と関係を持ったのかですね。いや、名取さんはどうも的場をよく思っていない感じもありますけれど。
今週は、特別編から通常に戻るんでしょうか。
ということで、夏目友人帳 伍 第9話「険しきをゆく」感想行きます。
原作は既読です。最新刊は第21巻です。
あらすじ:(公式から引用)
友人帳目当てで襲ってきた妖怪から逃げていた夏目は、たまたま居合わせた小さな妖怪を巻き込んでしまう。
大事な笠に傷がついたとひどくショックを受ける妖怪は、夏目に自分の子分となり手伝いをするよう命じる。というのも、今日、妖怪「朱遠」の荘厳な一行に紛れ込むことを画策していたのだ。「朱遠」は命の恩人で、互いに気安い交流を深めていたが、ある日、仙術修行の旅に戻るため妖怪のもとを去っていたのだという。
感想:
夏目友人帳 伍 第九話「険しきをゆく」です。
今週も手元に原作がない環境なので少しあやしいですが、恐らく原作の15巻に掲載されている「険しきをゆく」ですね。最近の夏目では、二話分で1本の放送ができるというというパターンが多かったと思います。原作が二~三話で一話のものが多いということもありますが。
とはいえ、お話しが他のものよりも間延びしているかというと、全くそういうことはなく、かなり面白かったと思います。通して考えると、今期の『夏目友人帳 伍』は、3、4話の出来があまりにも酷かったのですが、それ以外はお話しとしてはかなりいいできなのではという気がしてきました。かなり泣かされています。
今週のお話しも、かなり泣かされました。「住む世界が違っても、近づくためにはあがいてみたい」という三ツ皿の言葉がいいですね。これは、気持ちが揺らいでいた夏目への言葉でもありますね。朱遠の「友」という言葉もとても良かったですし、最初の夏目を襲う妖しとの争いがテーマにならなくても、充分良いお話しになることは間違いないですね。
それにしても、この三ツ皿と朱遠との関係は、もう一度見たいなという気がします。
ところで、次週はまた特別編ですか。塔子さんのお話しですね。
http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/120609-d377.html
そうでなければ、従者の人もデタラメをいっているんだって思って、助言をくれなかったでしょうし。