藍麦のブログ新館

アニメとダンス&ボーカルグループの東京女子流さんを中心に書いてます

レンタルマギカ「聖夜に捧げるレクイエム」

Owdkaxsh レンタルマギカ「聖夜に捧げるレクイエム」です。

予想した通りに、『魔法使い、修行中!』の「魔法使いとクリスマス」が原作でした。
やはりしばらく、短編の話が続くようですね。
本当に、「魔法使いとソロモンの血」をやらないかなぁ。

ということで、レンタルマギカ第12話です。


あらすじ:
<アストラル>では、社長の伊庭いつきを除いて、皆忙しそう。

穂波・高瀬・アンブラーは帳簿、猫屋敷さんは、猫の手を借りて(笑)、御札作り。猫の手形は幸福の印?そして、黒羽まなみ、葛城みかんちゃんは、大掃除中でいつきは邪魔者扱い。仕方なく、いつきはお出かけ。

そこへ、<トリスメギストス> 取締役社長ディアナが挨拶にやってくる。穂波は、彼女からいつきが女の子へのクリスマスプレゼントを探していると聞かされどきどき。

一方、<ゲーティア>の首領アディリシア・レン・メイザースは、家令のダフネから、いつきが女の子へのクリスマスプレゼントを探していると聞かされときめく。

穂波とアディは、本当はいつきが誰にプレゼントを渡そうとしているのか、彼の後を尾行して確かめようとする。

いつきは、蔵名神社の御凪兄弟の元でアルバイトをしていた。いつき曰く、大切な子にプレゼントあげるらしい。

興奮する二人は、さらにいつきを追うが、いつきに見つかる。しかし、二人はいつきに事実を確認できず、彼は待ち合わせに出かけてしまう。

いつきが待ち合わせていたのは、小さな幽霊の女の子だった。しかし、彼女はどうやらプレゼントが欲しくはない様子。

帰りが遅い穂波を迎えに来た黒羽さんを加えた三人は、いつきが空き地に現れた協会に入るのを目撃する。 どうやら、イブの夜だけの時間限定の呪波汚染が協会を出現させているようだ。

いつきを助けようと、協会に飛び込んだ三人だが、そこには幽霊になった子供たちがいた。どうやら、孤児として教会に預けられていた子供たちが、クリスマスプレゼントを楽しみにして死んでしまい、その想いが時間限定の呪波汚染を引き起こしたようだ。

黒羽さんから幽霊はものはいらないと聞かされ、いつきは、幽霊の子供たちに歌をプレゼントすることにする。

黒羽さんを先頭に、穂波とアディが子供たちと一緒に歌い、さらに魔法でその歌を引き立てる。

歌い終わった子供たちは、満足し天国に昇っていった。

<アストラル>に戻ると、いつきへのサプライズクリスマスパーティーが待っていた。そして、そこで、アディがいつきに要求したのは、一日デート権だった。

感想:
絵がもう少し綺麗なら良かったのですが、まぁ面白かったです。やはり短編の方が、脚本の出来がよいなぁ。ダブルツンデレ大活躍って感じですしね。

もう少し二人の意地の張り合いと、黒羽さんの絡みがあるとよかったのですが、まぁこれぐらいですかね。結局最後は、アディの勝ちですよね、ね(違)。

しかし、アディったら、あんな格好で尾行ができるわけがないでしょうが(苦笑)。違う私服姿のアディが見たかったなぁ。

ところで、ダフネさんって初登場ですよね。説明が全然なかったけれど。まぁ、本来なら「竜と魔法使い」よりも後の時系列ですからねぇ。

で、次回は「入信儀式」ですか。「魔法使いの宿命!」内
「魔法使いと学校の怪談」でしょうね。

これは、またアディのターンでしょう(謎)。

原作の感想はここ

「“文学少女”と月花を孕く水妖」野村 美月★★★半☆

B_2 「“文学少女”と月花を孕く水妖(ウンディーネ)」野村 美月
ファミ通文庫(エンターブレイン) ISBN:978-4-7577-3918-5

いよいよ終幕が近づく“文学少女”シリーズです。
この『ライトノベルがすごい!』でも2位でした。
今回は特別編らしいですが、どう特別編なのでしょうか?サブキャラに光があたるのかな?それとも短編集とか。

ということで楽しみにしていた、“文学少女”シリーズの新刊です。

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水樹奈々とか、ほしな歌唄

Jgbltkwv  えっと自分の早いクリスマスプレゼントとして、水樹奈々さんのニューアルバム「GREAT ACTIVITY」買っちゃいました。

ちょっと遅れましたが、《2007年限定製造盤》まだ買えました。よかった、良かった。

で、ほしな歌唄は、「しゅごキャラ!」での彼女の役ですね。

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小説版「電脳コイル(1)〜(3)」宮村 優子、磯 光雄

E_79ultq 「電脳コイル(1)〜(3)」宮村 優子、磯 光雄
トクマ・ノベルズEdge

再放送も快調な「電脳コイル」ですが、小説版の感想もかいておきましょうか。
本当は、「本」のカテゴリに入れたいのですが、アニメのノベライズということで一先ずアニメのカテゴリに上げておきます。

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灼眼のシャナII「清秋祭始まる」

S_14 灼眼のシャナII「清秋祭始まる」です。

アイキャッチは、二代目『炎髪灼眼の討ち手』であるシャナと、初代『炎髪灼眼の討ち手』のマティルダ・サントメール揃い踏みですか。
原作読んでいない人が勘違いするかも知れませんが、この人は、たぶん今期のアニメでは登場しません(笑)。
でも、カッコいいからキャプしてしまいましたが(汗)。

ということで、折り返しの灼眼のシャナII第12話の感想です。

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もやしもん「輝く菌未来」

Ld6xjayd もやしもん「輝く菌未来」です。

フジテレビサイトの「ネットでガチャガチャ もやしもん」あとは、A.アワモリです。でも最終回に間に合わなかった(涙)。
放送で思い出して回すだけでは、なかなかネ(汗)。

ということで、もやしもんいよいよ最終回です。


感想:
今期のアニメでは、電脳コイルは別格として、バンブーブレードと同じぐらいに楽しみにしていたんですが。

いよいよ最終回です。
やはり、テーマとしては、自己の存在意義、アイデンティティの確立でしょうか。
大学のキャンパスライフを描写したアニメとしては、使い古されたネタとはいえ、いいんではないでしょうか。
樹せんせが語った言葉は、沢木のことでもあり、長谷川に対しての言葉でもあり、また武藤への言葉でもありますね。

で、色々あって離ればなれになった恋人が、最終回で帰ってくるっていうのは、恋愛ドラマの王道ですよね。なんだか、沢木と菌の恋愛劇場のようでもあるなぁ。
見えなくても、ずっと近くにいるというシーンはジーンと来ました。

しかし、最終回にも関わらず、菌たちがほとんど出ない。
それはそれで、寂しいものがありますね。
おかげで、オリゼーが飛び出したときはすごく幸せな気分になっちゃいました。

イブニングのマンガも早く海外編終わって、日本に帰って来ないかなぁ。
アニメもすぐに二期がありそうな雰囲気ですしね。

バンブーブレード「東の事情とメイの事情」

Amdksvr2 バンブーブレード「東の事情とメイの事情」です。

間のCM、東さん三回連続登場ですね。
今週やっとどじっ娘のキャラ設定が少し出てきましたので、意味が通じるようになったのかな?
でも、どじったのは、前々回だからなぁ(汗)。

ということで、バンブーブレード第12話です。


感想:
さて、待ちに待った(?)グリーン東 聡莉ちゃんの登場です。
でも、どじっ娘属性が分かりにくかったのではないかなぁ。大丈夫かな?成績が悪いのも色々どじるから、傘と杖を間違えるってもう少し強調しても良かったかも。

絵的には、例によってアップなどポイントポイントの作画が良いできなので、なかなか良かったですが、ロングのシーンがちょっとお休みで、剣道シーンも東さんの強さが伝わりにくかったです。

というか、タマちゃんの出番が少ないよ〜(涙)です。

閑話休題、小田島 礼美を相変わらず引きずっていますね。剣道部員ではないので、余り絡んで欲しくはないのですが。

で、成明高校です。竹刀を片付けるシーンって、原作であったっけ?覚えていないけれど、いいエピソードです。紀梨乃がどれだけ剣道が好きか伝わってきます。剣道が好きだから、楽しく剣道部生活ができているんですね。

林先生の厳しくというのと、どちらが良いとは言えないですが、好きな気持ちが負けないといいですね。練習がきついときには部活さぼっていた身としては、偉そうに言えません(汗)。

しかし、芽衣ちゃんCV名塚さんですか。大原さんといい、なにげにゲスト声優豪華です。

[言及リンク]
http://freeagent.blog34.fc2.com/blog-entry-627.html
http://tenmasanblog.blog112.fc2.com/blog-entry-107.html
http://mugi4ishida.blog71.fc2.com/blog-entry-869.html
http://mutekidesutekina.blog52.fc2.com/blog-entry-490.html
http://dame2otaku.blog48.fc2.com/blog-entry-1497.html

レンタルマギカ「死者に咲く花」

Zgsvdoll レンタルマギカ「死者に咲く花」です。

『魔法使い、集う!』の「魔法使いと花泥棒」が原作です。
またしばらく、短編の話が続くんでしょうか。
どうせなら、「魔法使いとソロモンの血」をやってほしいなぁ。

ということで、レンタルマギカ第11話です。


あらすじ:
呪物調達会社 <トリスメギストス> 取締役社長ディアナが<アストラル>に依頼にやってきた。彼女の依頼は、人に生える冬虫夏草(コルジセプス)の回収だった。

その冬虫夏草は、現社長伊庭いつきの父である先代社長伊庭司がディアナと回収を約束したものだった。
クーラーの誘惑に負けて父が受けた仕事ということで、いつきは仕事を引き受けることにする。

冬虫夏草の回収に、墓地にやってくるいつきと、穂波・高瀬・アンブラー、黒羽まなみの三名。穂波が空から調査をする間に、いつきと黒羽さんは冬虫夏草を見つける。

しかし、二人の前に李 青鳳という男が現れる。彼は、黒羽さんに呪符を貼り、自分こそが冬虫夏草の正統な所有者だと主張する。

その所業に怒るいつきだが、死霊使い(ネクロマンサー)の李は、紙兵を使いいつきたちに遅いかかる。

しかし、いつきは黒羽さんを残し、穂波の救助で逃げ去る。
穂波は、これは罠だから、冬虫夏草を交換条件に黒羽さんを助けるように語る。しかし、いつきは、死んだ者を操ることは許されないと、仕事も黒羽さんの救助も両方採ることにする。
 
一方、李の前にディアナが現れる。彼女は、自分が売った冬虫夏草を育てるために、李が村をひとつ滅亡させたことを悔やみ、喪服を着て喪に臥していたのだ。そしてそのとき、李から冬虫夏草を奪ったのがアストラルだった。

黒羽さんを救いにやって来たいつきは、その話を聞き、妖精眼を解き放つ。
死霊使いと言えども魔術であれば、その呪力の流れは見切れる。いつきは、穂波のケルト魔術、黒羽さんのポルターガイストを指揮し、李を打ち倒す。

しかして、回収された冬虫夏草は、ディアナの母のものだった。彼女の家系は、冬虫夏草の苗床に向いており、ディアナも生まれたときから苗床となっていたのだ。

感想:
この話は、黒羽さんがポルターガイストを使いこなせないことから分かるように、錬金術師編よりも前のお話しです。原作でも、文庫本では時系列が入れ替わっているお話しですね。

それはともかく、アディも猫屋敷さんも登場しない(いや猫屋敷さんは顔だけは出ましたが)お話しでしたが、今まで少し文字通り影が薄かった黒羽さんが活躍する回でよかったんではないでしょうか。
元々の原作も、「ひとりじゃないから」(「魔法使い、貸します!」)とセットだった感じですから、黒羽さんシリーズですよね。

でも、アディが出ないレンタルマギカなんて〜って思っていたら、次のお話しは「聖夜に捧げるレクイエム」、クリスマスネタですね。ということは、「魔法使いとクリスマス」でしょう。

この話は、結構好きな話です。もちろん原作通りならアディも大活躍のはずなので(嬉)。

原作の感想はここ


[言及リンク]
http://hiroy.blog49.fc2.com/blog-entry-785.html
http://kalfa2.blog123.fc2.com/blog-entry-86.html

「黄昏色の詠使いIV 踊る世界、イヴの調律」細音啓★★★☆☆

Ny3zmjle 「黄昏色の詠使いIV 踊る世界、イヴの調律」細音啓
富士見ファンタジア文庫 ISBN:978-4-8291-1976-1-C0193

最近お気に入りのライトノベル小説をば。
「このライトノベルがすごい!」でも、ベスト10入りしていましたので、すでに読者も多いとは思いますが。

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灼眼のシャナII「約束の二人」

S_15 灼眼のシャナII「約束の二人」です。

シャナは2クールなので、もう直にオープニングが変わるんですかねぇ?
今のJOINT版は結構気に入っているんで、次がどうなるのか気になります。オープニング映像のネタ的には1クール分って気もしますし。

ということで、シャワーシーンありの灼眼のシャナII第11話の感想です。

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もやしもん「ゴスロリキッス」

Qd7n7lf0 もやしもん「ゴスロリキッス」です。

フジテレビサイトの「ネットでガチャガチャ もやしもん」まだコンプリートできないんですが、オリゼーでました!やった〜。
あとは、C.ボツリナムだな。早くでないと、かもしころす(苦笑)。

ということで、もやしもん第10話です。残り少ない〜。


感想:
ああぁ、菌劇場DX!見たい。でもDVDは買えないなぁ。

ゴスロリ少女(笑)、作画気合入っていますなぁ(苦笑)。それ以外はいまいちだけど。
でも、タイトルの「ゴスロリキッス」シーンよりもアイキャッチの「チゥー」の方にかもされてしまった(汗)。

でも、ゴスロリ少女はなぜにゴスロリ少女になったのか。原作でも今一つきちんと説明がなかった気がします。今後説明があるのかなぁ。それとも、女見たいって言葉から。直保Loveから?

ところで、及川いいですねぇ。この回の沢木とのやりとり結構好きだなぁ。大学時代とか思い出すね。個人的には、3美女(?)では及川が一番好みです。といいつつ、みんな性格とか似てますが(笑)。

で、予想通り、沢木が「ゴスロリキッス」から菌が見えなくなって、菌が見えない自分の価値はという展開のようですね。でも、菌たちがでないもやしもんは、今一つ寂しい雰囲気がします。というか、やっぱり菌たちが主人公ですね。

しかし、つくづく食事中に見てはいけないアニメだ(滝汗)。

バンブーブレード「アニメーションとドリーム」

I_csjzcc バンブーブレード「アニメーションとドリーム」です。

あ、今週のCMは、先週の続きですね。
本当に、東さんまだきちんと本編に登場していないのに。彼女のキャラ設定使ったCM作っても、半分も理解できないでしょうに(苦笑)。
しかし、谷口 吾郎(新人)って(汗)。

ということで、バンブーブレード第11話です。


感想:
今週は幕間ですね。

内容的に薄かった上に、谷口 吾郎監督のインパクトで全部吹っ飛んでしまいました(苦笑)。来年のコードギアスの2期で引退ですか?
ところでダンくんのあの眼はギアス?(苦笑)

さて、物語的には小田島 礼美の黒い面を見せていました。原作では、この辺り内容的に迷走していてあまり面白くないのですが、上手くまとめています。でも、やっばり引っ張りすぎだなぁ。

でも、剣道本編とはあまり関係ない内容が続いているので、早く東さんを入部させて次のステップに進んでほしいですね。

まぁ、今週の一番は「いくらダンくんでも」のミヤミヤのセリフでしょうか。タマちゃんの自転車も良かったな。

で、東さんですが、次週からは本格参戦ですね。今までも登場しているので、図書館とかでもったいぶる必要はあったかなという感じですが。
成明高校との試合に登場ということで、色々楽しみです。結構この練習試合は良い話だったと思うので。

[言及リンク]
http://tenmasanblog.blog112.fc2.com/blog-entry-98.html
http://mutekidesutekina.blog52.fc2.com/blog-entry-483.html
http://soranonikki1122333.blog79.fc2.com/blog-entry-204.html
http://hiroy.blog49.fc2.com/blog-entry-774.html
http://freeagent.blog34.fc2.com/blog-entry-624.html

レンタルマギカ「ホムンクルスの涙」

0iwmhnvb レンタルマギカ「ホムンクルスの涙」です。

「魔法使いVS錬金術師」編のラストです。
そうですね。アレをアニメでやるかどうか気になっているんですが、どうでしょうか。露骨にはできないかな?
ということで、どう決着を付けるのか見てみましょうか。

レンタルマギカ第10話です。


あらすじ:
<アストラル>を襲ったラピスと人工精霊(エレメンタリイ)。
穂波・高瀬・アンブラーが囮となる中、妖精眼(グラムサイト)を使って反撃をしようとする伊庭いつきだが、ラピスはバジリスクの瞳を組み込んだ、あらゆる視力を奪う邪視(イーブル・アイ)を使いそれをも押さえ込む。

絶対絶命と思われたが、一閃の光が人工精霊を一掃する。それは、ユーダイクス・トロイデによって殺されたと思われた<ゲーティア>の首領アディリシア・レン・メイザースの魔神だった。

アディは、さらにラピスに闘いを挑む。しかし、ラピスは自分の役目は終わったと消え去る。

そのころ、ユーダイクスに攫われ結界に拘束された穂波は、子供のころいつきが妖精眼になった出来事を夢見ていた。ユーダイクスが、いつきに眼帯を嵌め、彼を助けていたのだ。
そして、ユーダイクスは、いつきはいずれ自らの妖精眼に殺されると語る。
 
目を覚ました穂波に、ユーダイクスはフェーデの勝利品を暴いて見せる。それは、いつきの父・司の遺した『源書(オリジナル・グリモア)』だった。そこには、彼の魔法の全てが書かれていた。ユーダイクスは、自らが仕えた司の全てを知るため自らの存在意義を知るために、それを欲したのだ。

一方、アディは手に入れたユーダイクスが自動人形(オートマタ)である資料を協会に差し出そうとしていた。それがあれば、ユーダイクスは魔術決闘(フェーデ)の参加資格を失う。
しかし、いつきはそれでは間に合わないと、最後の魔術決闘で救出することにする。

穂波は結界を自らの血で破ろうとするが、そんな彼女を救ったのは三十六の軍団を統べる王・マルバスだった。いつきと契約したアディは、彼の命で穂波を救いに来たのだ。

一方、ラピスに渡した名刺に繋がった糸(パス)を辿り、ユーダイクスの元にたどり着いたいつきは、彼に自分の<アストラル>社長としてのやり方だといい魔術決闘を挑む。

眼帯をしながらも魔力の流れを視るいつきの指示で、ラピスの人工精霊を次々と打ち落とす<アストラル>の面々。しかし、ユーダイクスは、切り札を使う。
「返してもらうぞ、ラピス」
彼は、ラピスの左目からバジリスクの瞳を抉りだし、反撃に移る。

バジリスクの瞳で動きを失った<アストラル>の面々だが、ユーダイクスはさらに、大量の人工精霊を使い、ラピスを呪物(フェティッシュ)そのものバジリスクに変えた。

ユーダイクスのあまりの仕打ちに、いつきは立ちあがり、ついに妖精眼を開放する。そう、アディから贈られた護符(タリスマン)<ホルスの眼>でバジリスクの邪眼は無効になっていたのだ。

そして、いつきの拳が、バジリスクを貫く。バジリスクは呪力の流れを操ったいつきの力で、その姿を変えラピスに戻る。
いつきは、自分は父と同じではなく、自分になる、だからユーダイクスにも父に父が胸を張れるような存在になってほしいと語る。

後日、ユーダイクスとエジプトに渡ったラピスから手紙が届く。妖精眼のことを知りたいならグリモアを見ろとのことだった。

そして、アディといつきの契約とは、ユーダイクスの持ってたアストラルの経営権を譲り受けるというものだった。
穂波は怒り狂うが、あとの祭り?

感想:
冒頭のアレとは、「返してもらうぞ、ラピス」です(汗)。

結構苦しいですね。もう少し尺が欲しいかなぁ。
魔法温泉を無くして、4話構成にすればもっと色々魔法決闘ができたのに。

原作では、最終決戦に駆けつけたアディと穂波は、あんな役立たずではなく、きちんと闘いに参加します。
そして肝心のユーダイクスの言葉、「呪力を操る」がアニメのように意味不明の言葉ではなくきちんとその闘いの中で示されます。

闘いの構成を変えているのに、無理に原作の言葉を使おうとするから、あちこちで意味が分かんなくなっていますね。

血の涙を流すのもアレだなぁ。原作どおり、今までと違い、自分の涙を流す方が最後の決意の言葉に掛かって来ていいんだけれど。

あと『源書(オリジナル・グリモア)』。説明が全然なかったけれど、見ている人は何か分かったのかなぁ?

でもまぁ、今週はなんとなく、穂波よりアディのターンだったから許そう。まぁ、死んだと思わせておいて(誰も思っていないだろうけれど)、さっそうと登場するっていう王道パターンで目立っていたのと、「ぽっ」とほほ染めたシーンで勝ち組みです(苦笑)。

で、ユーダイクスとラピスは2クールでは再登場は難しいでしょう。

さて、次週からは、またしばらく短編が続くのかな?

[言及リンク]
http://kagura77.blog99.fc2.com/blog-entry-511.html
http://nijiirosekai.blog55.fc2.com/blog-entry-1246.html

「断章のグリムVI 赤ずきん 下」甲田 学人★★半☆☆

Jn2y3_y_ 「断章のグリムVI 赤ずきん 下」甲田 学人
電撃文庫 ISBN:978-4-8402-4116-8

断章のグリムも6冊目です。
結構なペースで出てきていますが、内容的にはどうでしょうか?
謎解きとホラーをミックスしたこういう形態の小説って、結構構成に時間がかかるんではないかと思うのですが。

今回は、上下巻の下です。

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「電脳コイル」のまとめなどをしてみる

den27電脳コイル再放送開始を記念して、総まとめなどをしてみましょう。

取り敢えず、感想は全話上げているので、個別のお話しに興味がおありの方は、過去に遡っていただければ。
再放送でのTBコメントも歓迎いたします。

ということで、総まとめ行きます。


電脳コイルは、世界系に分類されるSFアニメです。

■世界観:
202X年、世界では、「電脳メガネ」と呼ばれる眼鏡型の透明なディスプレイが普及して11年経っていました。
そのメガネを掛けることで、実世界の上に仮想世界をオーバーレイする、拡張現実感AR(Augmented Reality)という新しいテクノロジーを実現できます。
メガネはそのための出力デバイスというわけですが、それだけでもなく仮想ウェアラブルコンピューターというか入力デバイスの役割りも果たすようです。

この世界観だけでも、十分楽しめます。

以下、本編の内容に言及するところがあります。謎解きはしないつもりですが、再放送で初めて視聴される方は注意を。

■ラベリング:
物語は、ヤサコが金沢から大黒市に引っ越して来たところから始まります。ところが、この引っ越しがポイントなんですね。ヤサコがイサコに指摘されたように、実は金沢での人間関係の失敗から逃げてきたんですね。

ヤサコは、眼鏡をかけています。世界観で書いたように登場人物の少年少女が眼鏡を掛ける必要があるので当たり前ですね。
ところがポイントがあります。ヤサコだけ眼鏡が丸眼鏡なんです。

ラベリング理論でもないですが、眼鏡ってアニメでは、優等生の象徴でもあります。また、丸眼鏡は、のびたくんにもあるように、いじめられっ子をイメージさせます。一人だけ丸眼鏡を掛けることで、優等生といじめにかかわっていることを視聴者に対して定義していたんですね。このヤサコ性格付けが重要です。(無理がある定義ですね(汗))

■成長アニメ:
全体としては、「謎解き」と「電脳バトル」を中心にして進んでいます。ですが、この性格付けからも分かるように、電脳コイルは、最後まで見ると、ヤサコとイサコの成長アニメと見ることができます。

優等生のラベルを貼られているが、それが故に人間関係に失敗したヤサコ、最初から人を寄せつけず一人でいたイサコ、二人が成長して友達となるアニメですね。

■「新世紀エバンゲリオン」との類似性:
謎解きは、ハッキリ言って全てなされたわけではありません。イリーガルが何者かは、結局は説明されませんし、その他の謎にも色々な解は示されますが、最終判断は視聴者にゆだねられます。

そのような謎の提示と構成、そして成長物語を見ると某エバンゲリオンを彷彿とさせますね。シンジくんの成長と、彼が心の殻を破って周りの人と心を通わせる、似てませんか?レトロと未来が混在しているのもそうですね。

でも、電脳コイルが決定的に違うのが、ヤサコが自分の力で殻を破るところですね。だからこそ最後に感動が、カタルシスがあります。泣けます。
エバは、他人の力人類補完計画で他人と心をつなげられる、ここに違いがあります。

どちらが上というわけではありませんが、電脳コイルの方が広い層が楽しめると思います。

■ヤサコとデンスケ:
成長と共に不変の要素として、冒頭から最後まで変わらないものとして、少女ヤサコの感受性のようなものが示されていました。謎といいこういう要素の散りばめ方がうまいです。

ヤサコは、ことあるたびに、デンスケに触れればいいのにと語ります。それを強調する要素として、第一話でヤサコはデンスケの上に荷物を置いてしまいます。でもすり抜けます。デンスケは電脳ペットなので触れないんです。
そして、最終話でヤサコは自らが電脳体となることでデンスケと触れ合います。ここも泣けました。ずっとヤサコがこれを夢見ていたから、感動倍増だったんですね。

ところで、これは謎解きのキーとしても使われています。ヤサコの子供のときの記憶では、ヤサコはデンスケを「抱いて」いるんです。見ていてあれっ?て思ったのですが。具体的に説明されたわけではありませんが、これが指している意味は、ラストまでみると明確です。



とまぁ偉そうに書いてはいますが、とにかく個人的には今年いやここ5年でもトップクラスのアニメだと思うので、まだ見られていない方も再放送で是非楽しんでください。

灼眼のシャナII「帰ってきた男」

S_16 灼眼のシャナII「帰ってきた男」です。

先週まで、タイトルに"II"を付けるのを忘れていた(汗)。修正しました。
ということで、今週は先週の“銀”を引きずっているはずなので、一期に連結するのでまぁいいかと自分を納得させる(苦笑)。

ということで、日常に戻ってどうか灼眼のシャナII第10話の感想です。

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もやしもん「柔肌にとりつけ」

Hqxptbgs もやしもん「柔肌にとりつけ」です。

フジテレビサイトの「ネットでガチャガチャ もやしもん」でオリゼーが出ません。ラクチスなんてすごい数になっているのに(涙)。
しかし、あのガチャガチャの音でかすぎる。どうにかならないかな。

ということで、もやしもん第9話です。


感想:
今週は、結構作画が良くない気が。

しかも、Bパートのお肌攻略の原作話は結構好きだったのに、捨て話になっちゃってる。サブタイトルは、この攻略話なのに(涙)。菌が主役ですから難しいですかね。
これなら、菌主役の話を集めて1話構成した方がよかったりしないかな?

ところで、アニメでは発酵倉でワインではなく日本酒を作るみたいですねぇ。まぁ、蛍とか沢木とかを考えると、ワインより日本酒の方が合いそうだけれど。
ワインでないということは、原作の今の連載内容分とか難しそうだから、二期はないのかなぁ?

さて、このもやしもんは、1クールなのでどうまとめるかですが、何となく見えてきました。菌が見えなくなったら自分の価値がないという沢木の苦悩(?)とその脱出劇で終わりぢゃないですかね。今までも結構強調されていたし。

さて、彼女が出てきたということは、次週はいよいよあの衝撃シーン(笑)ですか。

バンブーブレード「宮崎都の憂鬱と初大会」

Sewu0kuy バンブーブレード「宮崎都の憂鬱と初大会」です。

「BAMBOO BEAT」は、オリコン初登場18位ですか。まぁ、主題歌としては悪くはないですが、取り立てて特徴がないというか、アピールに欠けるので、これぐらいですかね。1万枚は行く気がしたんですが。

ということで、バンブーブレード第10話です。


感想:
今週は、あれですね。CM。
本編に本格登場前に、東さん登場ですか。アニメだけ見ている人は、どういうキャラかも分からないだろうに(汗)。まぁ、良く特徴が出ています(苦笑)。以下自粛。

さて?原作マンガに、コジロー先生の実家の話ってあったっけ?タマちゃんのところへおみやを買いに来た話はあったから、きっとあったんだろうなぁ。
と、タマちゃんと剣道シーン以外あまり覚えていない(汗)。

本格的に剣道の試合に参戦ということで、剣道シーンがあるのかなと思っていましたが、止め絵でした。残念。でも今週もタマちゃんが可愛かったからいいや。

で、小田島 礼美ですか。まぁ、ネタを知っているので、保留します。とりあえず、マンガより可愛いな。

ということで、次週から東さん登場で団体戦人数も揃い、本格的に剣道マンガにスライドして行くんでしょうか(微笑)。とその前に、剣道をやめている東さんを剣道部に入れなければいけません。

どうやら、インターハイ予選がラストっぽいですね。

[言及リンク]
http://tenmasanblog.blog112.fc2.com/blog-entry-88.html
http://ylupin.blog57.fc2.com/blog-entry-3615.html
http://jigo.blog102.fc2.com/blog-entry-341.html
http://telanim.blog58.fc2.com/blog-entry-616.html
http://kagura77.blog99.fc2.com/blog-entry-501.html

レンタルマギカ「父を継ぐもの」

88pb3ebh レンタルマギカ「父を継ぐもの」です。

原作では「魔法使いVS錬金術師」の続きというか何というかです。
まぁ、その件については本文で書くとして、先日出たpekoさんイラスト集付き短編集と比べると、それなりに雰囲気は出ているんだけれどなぁ。やっぱり、構成かな?

ということで、レンタルマギカ第9話です。


あらすじ:
<アストラル>の元社長・伊庭司の一番弟子だったユーダイクス・トロイデの工房に忍び込み、何かを調べていた<ゲーティア>の首領アディリシア・レン・メイザース。しかし、ユーダイクスに見つかってしまう。アディは、彼とラピスとの連携攻撃の前に、ラピスのバジリスクの瞳に傷を負わせただけで破れ去る。

一方、アディからの手紙を受け取った<アストラル>の社長・伊庭いつき。手紙には、彼の父の遺産を調べると書かれていた。遺産をすぐに継ぐなとも。

そんないつきは、<協会>の影崎からの訪問を受ける。彼は、先代社長のいつきの父から預かった遺産を持って来ていた。
影崎のいうことには、いつきが先代の遺産を引き継ぐことに異を唱えるものがいるらしい。

<協会>は、話し合いの場として飛行船を用意していた。そしてその飛行船に赴いたいつきと、穂波・高瀬・アンブラーを待っていたのは、ラピスだった。

ラピスは、ユーダイクスの使い魔(アガシオン)として、糸(パス)を通して彼の言葉を語った。ユーダイクスは、遺産は司に「続くもの」として自分が引継ぐべきだという。そして、魔法使いでないいつきには、本当にアストラルと遺産を継ぐ気はあるのかと揺さぶりをかける。

しかし、いつきは今の社員たちを良く知るのは自分だとユーダイクスを押し返す。そこで、ユーダイクスは、魔術師の主張が不一致を起こしたときの勝者の決め方、魔術決闘(フェーデ)を提唱する。

さらに、ユーダイクスは、アディの消息についても仄めかす。ついにいつきは、フェーデを受けることにする。
しかし、ユーダイクスの口から出てきたアディの消息は、彼女の死であった。

かつて、フェーデの幕は切って落とされた。
アディの仇を撃つと、ヤドリギを放つ穂波だが、ラピスは錬金術師として、硝子のフラスコを使い反撃する。フラスコから沸き上がった霧の中、穂波は劣勢となる。しかし、いつきは、妖精眼(グラムサイト)を使い、反撃を開始する。

ユーダイクスは、妖精眼とは闘おうとせず、脱出を図る。しかし、いつきは、的確にラピスとユーダイクスのパスを見切り、それを断ち切る。

<アストラル>に戻ったいつきに穂波はいざというときのためにパスを繋ぐ。そのとき、ユーダイクスが<アストラル>を襲う。

ラピスと人工精霊(エレメンタル)が襲う中、穂波は、自分が囮となるが、ユーダイクスはそれも見抜いていた。穂波の魔術をまともに受けたユーダイクスだが、彼は無傷だった。そうユーダイクスの体は自動人形(オートマタ)だったのだ。

かくして、穂波は、ユーダイクスの手に落ちた。

感想:
先週、魔術決闘(フェーデ)はやらないんだぁ、とか、アディがでないんだぁと騒いでいましたが、今週出てきました(汗)。
そう、原作と構成を変えてきているんです。原作では、初っぱながアディとユーダイクスとの邂逅です。フェーデの順番も違います。

まぁ、どちらがいいとも言えません。アニメには、週ごとにイベントと盛り上げ、さらに引きをつくらないといけないので、構成も変わってくるでしょう。
ならば、やはり間を空けずにやれよなと言いたくなってしまいます。

こんな構成にしたため、バジリスクの瞳がすごく不自然になってしまいました。先週苦労して入手したのに、今週アディにあっさりそれを破壊されてしまいました。代わりを入手するとか言ってましたが、どうするんだろう。

ただ、きちんと魔薬を使った闘いはやってくれましたね。ユーダイクスとラピスのパスを妖精眼で見抜くシーンはなかったようですが、錬金術師という属性の重要なポイントなので、良かったと思います。
ただ、闘いとそれ以外の部分の何というか、切替えのテンポ?が悪いですね。

それはそうと、原作の重要なポイントが省略されています。

<以下、未放映の原作の中身に言及している部分があります。原作未読の方はご注意を>

『源書(オリジナル・グリモア)』の影も形もまだありません。これがないと、「遺産」の重要性が出てこないと思うのですが。最後の種明かしとして出てきそうな気がしますが。
ユーダイクスがラピスをアガシオンとして使うほど、伊庭司を敬愛しているというのも良く分からないので、どうして彼らが闘っているのかが分かりにくいです。

ただ、やっぱり、この話は面白いですね。
次週で決着かな?

原作の感想はここ


[言及リンク]
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-1592.html
http://strawcat.blog12.fc2.com/blog-entry-1059.html


レンタルマギカ「魔導書大全」三田誠★★★☆☆

Mgddxll_ レンタルマギカ「魔導書大全」三田誠
角川スニーカー文庫 ISBN:978-4-04-424917-5-C0193

こちらでは、アニメの放送が今晩なんで、先に文庫本の新刊の感想を上げておきます。
この時期に出版ということは、やはりアニメ放送に合わせてということですよね。

ということで、レンタルマギカです。


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